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◆力を出せる舞台〔9〕アドマイヤロイヤル
東京で4勝を挙げるコース巧者(9)アドマイヤロイヤルは、堂々とした脚取りで馬房へ収まった。「東京へは何度も来ているので問題ありません。落ち着きもあり、いい雰囲気です」と児玉助手。昨年の武蔵野Sでは、後にJCダートを勝つベルシャザールから3/4馬身差の2着に惜敗。「東京は一番、力を出せるコース。強い馬と戦うにはこの舞台しかないし、頑張ってほしい」と気持ちを込めて送り出す。
◆ダート王の風格〔11〕ベルシャザール
昨年の最優秀ダートホースに輝いた(11)ベルシャザールは、前日輸送組では一番乗りとなる午後3時50分ごろ、東京競馬場に到着した。6時間弱の輸送を終えても、馬運車から降りてからも堂々と構え、馬体を大きく見せる。まさに王様といった感じだ。黒野助手は「出発前にCWを1周してくるほど元気一杯。息はできているし、体に太め感もない」と語り、JCダート1着以来でも、きっちり態勢は整っている。
◆マイルにも自信〔15〕ホッコータルマエ
交流GI5勝の(15)ホッコータルマエは順調な輸送で到着。盛岡や佐賀にも行ったことがあり、「今さら輸送でどうこう言うほどではない」と相良助手。距離短縮になるが、マイルはかしわ記念など2勝2着1回とパーフェクト連対で「余計なことを気にするような馬じゃない。(目標は)次のドバイ(ワールドC)とかではなく、いつもどおり力を出し切れるように調教してきた」と仕上がりに自信を見せる。
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