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中央競馬ニュース
２２日の阪神８Ｒ樅の木賞（２歳５００万下、ダート１８００メートル）は、武幸四郎騎手騎乗の４番人気メイショウシンシア（牡、栗東・松永昌博厩舎）が直線一気の差し切り勝ちでオープン入りを決めた。タイムは１分５２秒８（重）。
人気の中心に推されたペアンが予想通りハナを切るが、１コーナーを回ったところで同じ関東馬のエキマエが競りかける形に。サンライズブルー、ダイリュウキセキなどがこれに続き、外からスマートダイバーも道中で押し上げて行く。４コーナー手前でペアンの手応えが怪しくなり、直線に入るとエキマエが先頭に立って後続を突き放すが、１頭になってからやや伸び脚が鈍る。ここで外から一気に伸びてきたのがメイショウシンシアとセレッソレアル。序盤は後方に控えていた２頭が併せ馬の形で末脚を伸ばし、最後はメイショウシンシアが突き抜けてうれしい２勝目をあげた。１馬身１／２差の２着が８番人気のセレッソレアル。１４番人気の伏兵エキマエが懸命に粘って２着から１馬身３／４差３着に入り、人気馬は総崩れ。３連単は１２０万円を超える大荒れとなった。
メイショウシンシアは、父シニスターミニスター、母メイショウアイリス、母の父ジョリーズヘイローという血統。通算成績は５戦２勝となった。
武幸騎手は「初めて乗りましたが、これまでの競馬を見て、ラストに徹して、ダメなら距離（が敗因）だと思って乗りました。しっかり伸びてくれたし、距離も大丈夫でした。ピンチヒッター（兄・武豊騎手が主戦）で結果を出せてよかったです」と初距離でのＶに胸をなで下ろしていた。
★樅の木賞の着順・払戻金はこちら
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