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第67回毎日王冠(9日、東京11R、GII、3歳上オープン国際(指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権 =出走12頭)戸崎圭太騎乗で1番人気に推された紅一点のルージュバックが鮮やかに差し切って快勝。重賞2連勝を飾り、天才牝馬の完全復活を強烈に印象付けた。牝馬のVは23年ぶり。タイム1分46秒6(稍重)。クビ差2着は3番人気のアンビシャスだった。ルージュバックは優先出走権を獲得した天皇賞・秋か、エリザベス女王杯に向かう見込み。
秋深まる府中で、リーディングを争う名手2人による迫力満点の叩き合いが繰り広げられた。軍配が上がったのは、戸崎騎手を背にした外のルージュバック。紅一点が1番人気に堂々と応え、重賞3勝目を飾った。
「あまり位置取りは気にせず、いい末脚を持っている馬なので信じていきました。この馬のいいところを出せたかなと思います」
笑顔がはじけた戸崎騎手はこれで今年のJRA148勝目。2位のルメール騎手に15勝差をつけて、3年連続のリーディングへひた走っている。
レースは、馬のリズムに任せて道中は後方2番手。直線に入ってエンジンがかかると、残り200メートルからはすぐ前にいたアンビシャスとのマッチレースに持ち込み、最後は力でねじ伏せた。
前走のエプソムCで1年4カ月ぶりに美酒を味わってから重賞連勝。牝馬2冠で1番人気に支持された天才牝馬がようやく輝きを取り戻した。大竹調教師は「余計なところで力が入らなくなりました。持っている能力を引き出せるようになってきたという感じです」と精神面の進境を要因に挙げる。夏休みからの帰厩時にカイバ食いが落ち、じんましんも出るなど、決して調整過程は順調ではなかった。それをクリアしての勝利だけに、価値がある。
牝馬の毎日王冠Vは1993年のシンコウラブリイ以来、23年ぶり。グレード制が導入された84年以降では、87年のダイナアクトレスを含め3頭目の快挙だ。着実に名牝への道を歩んでいる。
次走は天皇賞・秋(30日、東京、GI、芝2000メートル)かエリザベス女王杯(11月13日、京都、GI、芝2200メートル)が有力。「ずっと乗せていただいている馬なので、GIタイトルを一緒に獲りたい」と戸崎騎手の口調にも力が入る。軌道に乗った怪物牝馬と絶好調男の勢いは、たやすく止められそうにない。 (藤沢三毅)
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