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15日の阪神11R天保山S(3歳上オープン、ダート1400メートル)は、北村友一騎手騎乗の5番人気スリーボストン(牡6歳、栗東・藤岡範士厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分21秒5(重)。
好スタートを切ったエーシンダックマンの内からスリーボストンが逃げて、好位にエーシンヒットマン、エーシンダックマン、フィールドシャインがつける。人気のマルカフリートは、6~7番手のインを追走。4コーナーでは巧みにインに潜り込んだ。直線に向くと、スリーボストンが一気に加速して後続との差を広げ、スムーズに馬群をさばいたマルカフリートが追いすがる。しかし、セーフティーリードを保っていたスリーボストンがそのまま押し切り、昨秋の太秦Sに続いてオープン2勝目を飾った。1馬身差の2着が1番人気マルカフリートで、2馬身1/2差の3着は外から追い込んだ3番人気のシセイオウジ。
スリーボストンは、父ボストンハーバー、母スリーサンナイナー、母の父Forty Ninerという血統。通算成績は19戦7勝となった。
北村友騎手は「ゲートでガタガタしたけど、タイミング良く出ることができました。リズム良く走れたことが一番の勝因でしょうけど、湿って軽いダートもこの馬には合っていました」と冷静に勝因を分析していた。
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