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【オークス】アンカツ、マルセをベタ褒め

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【オークス】アンカツ、マルセをベタ褒め

 名牝のエスコートはベテランにお任せ-。桜花賞マルセリーナとのコンビでオークスに挑む安藤勝己騎手(51)=栗・フリー=が19日、栗東トレセンで牝馬クラシック2冠への見通しを語った。Vなら自身が桜花賞で記録したクラシック最年長優勝騎手記録を更新。存在感を増すベテランジョッキーが自信を持って樫の舞台に向かう。

確定枠順へ

 報道陣が取り囲む“取材の輪”の中心に笑顔があった。19日朝、安藤勝騎手が、マルセリーナについて熱く語った。

 「乗るごとに良くなっているし、競馬に前向きになって、精神面でも成長している。デビューしたときから強さは感じていたが、再認識したのは間違いないね」

 1冠目を奪取した桜花賞はスタートが遅く、後方からの追走を余儀なくされ、内で包まれる厳しい展開。それでも直線を向くと、僅かに開いたスペースから際立つ瞬発力で抜け出してきた。このパフォーマンスに、アンカツも意を強くした。

 「想像以上の強さだった。以前はスッと反応しなかった。ディープインパクト(産駒)らしからぬところがあったが、あんなに切れるとは…」

 これまでの4走はすべて1600メートル。だが、常々、桜花賞よりも距離が延びるオークス向きとアンカツは言ってきた。「長く脚を使えるからね。1600メートルより2000メートルの方がいいし、今の時期に2000メートルを走る馬は、2400メートルも十分に走るから」。距離延長克服に関しては、不安どころか自信ありげの表情だ。

 この中間は調教に騎乗してないが「状態がいいということは、(松田博)先生と話して聞きました」。一昨年には、同じ厩舎のブエナビスタで2冠を達成。「桜花賞の強さはブエナビスタをほうふつさせた」と、昨年のJRA年度代表馬にまで成長したブエナに姿をだぶらせるが「それほど(実力が)抜けているとは思わない」と気を引き締める。勝てば、自身が桜花賞で記録した51歳14日を更新する51歳1カ月25日のクラシック最年長V。輝きを増すベテランが、オークスの主役を勝利へと完璧に導くつもりだ。(森本昭夫)

 

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