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【東西現場記者走る】武ビクトリー狙える「動き絶好」

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【東西現場記者走る】武ビクトリー狙える「動き絶好」

 1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画。密着3日目は栗東トレセンで最終追い切りが行われ、東京サンスポの板津雄志記者(36)はトーセンビクトリーに注目した。追い切りの感触、ローズS3着で得た手応えを武豊騎手に聞いた。

 ターゲットのトーセンビクトリー武豊騎手を背にしてCWコースに現れた。駆け出しはゆっくりと、そして徐々にスピードに乗っていく。人馬の息はピッタリでフットワークも軽やか。直線に入ると1段ギアが上がり、トモがグッと入って力強さを増した。5ハロン66秒8、3ハロン38秒9-12秒6の馬なりでフィニッシュ。双眼鏡越しに絶好調の3文字が見えた。

 「単走で上がりだけだけど、動きは絶好だね。ずっと使ってきているので体調の変動もない。いい感じ」。引き揚げてきた武豊騎手もパートナーの動きの良さに声を弾ませた。

 重賞初挑戦だった前走のローズSは3着。これまでは好位~中団での競馬が多かったが、前走は好スタートを切りながら、武豊騎手があえて後方へ控える選択をとったように見えた。この結果をどうとらえたのか…。

 「ローズSは少し今までと違うレースをしてみたけど、完敗だった」。“完敗”と口にしたのは意外だったが、まだ言葉は続いた。

 「ああいう形では伸び負けしてしまうね。この馬には一瞬の脚を生かす競馬が合っている。その意味では(内回りの)京都の2000メートルはプラス。この馬は意外と器用さがあるから」

 トライアルはあくまでトライアル。本番を勝つためにいろいろ確認できたことは大きい。その上でつかんだ手応えが…。

 「舞台が替わるから逆転は不可能じゃない。立場的にも一発を狙っていける」

 天才のひと言にグッと心をつかまれた。 (板津雄志)

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