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第10回レパードステークス(5日、新潟11R、GIII、3歳オープン国際(指)、馬齢、ダ1800メートル、1着本賞金4000万円 =出走15頭)内田博幸騎乗のグリムがマイペースで逃げて、ヒラボクラターシュの追撃をクビ差でおさえて重賞初制覇。タイム1分52秒0(良)。この後は、休養して秋に備える。3着はビッグスモーキー。1番人気のグレートタイムは後方追走から伸び切れず6着に敗れた。
抜かれそうで抜かせない、驚異的な粘り腰で初重賞タイトルをもぎ取った。ジョッキーの叱咤(しった)に応えて5番人気のグリムが逃げ切り。ダート界に新星が誕生した。
「スピードがあるし、わざわざ抑えて番手よりも馬の気分を損ねないように、と思っていた。自然と行く形になりましたね」
思い描いたとおりの作戦勝ち。汗をぬぐう内田騎手はすがすがしい笑みを浮かべる。
ほぼ真ん中の(6)番枠から周りをうかがいながらジワッとハナへ。道中は速すぎず、遅すぎずの絶妙のペース配分で直線に入った。外からヒラボクラターシュが馬体を併せに来ると、ここから“豪腕”内田の真骨頂。馬を奮い立たせて、追いすがる相手とクビ差のリードを保ったまま押し切った。「並んだらしぶといからね。馬が来るともう一段ギアが入る」と、ジョッキーは勝負根性をたたえた。
前走のユニコーンSは馬群の中で何度も不利を受けて9着に敗退。野中調教師は「まだ不器用で(不利に)対応できないからね。ハナもあるかなとジョッキーとも話していた。この形になればメンバーが強くても、と思っていたから」と、持ち味を生かし切ったことに笑顔を見せる。
3歳ダート界は、交流GI2勝のルヴァンスレーヴが一枚抜けた存在といわれているが、レパードSの勝ち馬も後にGI馬に上り詰めることが多い。「まだ緩いけど、そのぶん伸びしろがある。出世レースの名を汚さないようにしないとね」と、リベンジに意欲を見せるトレーナー。今後はひと息入れて秋に備えるが、成長したグリムがどんな走りをするか。ダート界の世代戦争が盛り上がってきそうだ。 (柴田章利)
★5日新潟11R「レパードS」の着順&払戻金はこちら
グリム 父ゼンノロブロイ、母ブランシュネージュ、母の父サクラバクシンオー。芦毛の牡3歳。栗東・野中賢二厩舎所属。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬。馬主は(株)カナヤマホールディングス。戦績7戦4勝。獲得賞金7279万1000円。重賞初勝利。レパードSは、野中賢二調教師、内田博幸騎手ともに初勝利。馬名は「人名より」。
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