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クラシックの最終戦・菊花賞(26日、京都、GI、芝3000メートル)に出走するダービー馬、ワンアンドオンリーの追い切りが22日、滋賀県栗東トレセンで行われた。坂路の併せ馬で2馬身の先着。もともと調教で走らないタイプだけに、前哨戦の神戸新聞杯(1着)を使って体調は間違いなく上がっている。サンケイスポーツ調教評価でも最高の『S』を獲得し、2冠制覇に視界良好だ。枠順は23日に確定し、24日に一部ウインズで金曜発売が実施される。
--最終追い切りを終えた
「ジョッキーに乗ってもらって、併せ馬でラスト200メートルだけ追ってもらった。良くなっているとジョッキーも言っていたし、体調面は心配ない」
--秋初戦の神戸新聞杯は辛勝
「強い勝ち方だったけど、完全に負けパターンだったからね。肝を冷やしたよ。最後はダービー馬の貫禄かな」
--最有力馬として菊花賞に臨む
「1番人気になるのはうれしい半面、不安もある。3000メートルは未知だからね。この距離に適性がある馬が潜んでいるかもしれないし」
--距離不安の声がある
「体形的にはステイヤーだよ。ただ、母の父が短距離馬のタイキシャトルというのを心配する人はいるね。でもダービーの走りなら心配ない」
--父ハーツクライも1番人気で菊花賞に臨んだ
「あの時はダービー2着、神戸新聞杯3着。まだ馬に実が入っていないのに1番人気が意外だった。人気先行だったし、結果も7着。父の雪辱はダービーで晴らしてくれたし、ワンアンドオンリーはダービー馬らしいレースをしてくれればいい。あの馬はダービーだけだったとか、後ろ指さされるようなことはない。間違いなく上位争いはしてくれる」
★菊花賞の枠順はこちら
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