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2月1日(水)の川崎競馬11Rで行われた第66回川崎記念(交流GI、4歳以上オープン、選定馬、定量、ダート・左2100メートル、12頭立て、1着賞金=6000万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の5番人気オールブラッシュ(牡5歳、栗東・村山明厩舎)が鞍上の絶妙なリードで逃げ切り勝ちをおさめた。タイムは2分14秒6(良)。3馬身差の2着には中団追走から直線鋭く差を詰めたサウンドトゥルー(1番人気、JRA所属)、さらに1馬身半遅れた3着に好位で粘ったコスモカナディアン(6番人気、JRA所属)。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 オールブラッシュ)「ちょうどいいペースでした。彼は逃げるのが大好きです。今回は川崎で完璧なタクティクス(戦法)でした。ハナに立って気分良く進めて、ゴールまで止まらない、楽に勝ちました。スタンド前で外の馬(ミツバ)のプレッシャーがありましたが、オールブラッシュの反応が良く、いい頑張りをみせてくれました。今日は大きなステップアップだったけど、能力があるので自信はありました。今日、GIホースになりました。素晴らしいですね」
川崎記念を勝ったオールブラッシュは、父ウォーエンブレム、母ブラッシングプリンセス、母の父クラフティプロスペクターという血統。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、社台レースホースの所有馬。通算成績は20戦6勝(うち地方1戦1勝)。重賞は初制覇。川崎記念は、村山明調教師は初優勝、クリストフ・ルメール騎手は2007年ヴァーミリアン、2009年カネヒキリに次いで3勝目。
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