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31日の東京11R欅ステークス(4歳上オープン、ダート1400メートル)は、クレイグ・ウィリアムズ騎手騎乗の1番人気タールタン(牡6歳、栗東・吉村圭司厩舎)が直線で抜け出して快勝。オープン初勝利を飾った。タイムは1分22秒7(良)。
10歳馬トウショウブリッツが果敢にハナを切り、ブラボースキー、カチューシャ、サクラシャイニーが続く。人気のタールタンはちょうど中団のもまれない位置で流れに乗った。よどみないペースで流れ、直線半ばからは差し馬が台頭。早めに抜け出したスズカセクレターボにタールタンが並びかけ、先頭に立つ。大外から鋭く末脚を伸ばしてきたワイドバッハも迫ってきたが、これを封じてタールタンが先着。オープン入り2戦目でうれしい勝利を挙げた。1/2馬身差の2着が3番人気のワイドバッハ。さらに1馬身3/4差の3着には4番人気のスズカセクレターボが入っている。
タールタンは、父Tapit、母Indian Town、母の父Glitermanという血統。通算成績は20戦5勝となった。
ウィリアムズ騎手は「今までのレースを見ていて、馬群でもまれたりしてリスクのある競馬が続いていたので、きょうは少しポジションを下げて運んだんだ。いい位置で運べたし、最後も外へ出していい伸びを見せてくれた。この馬の力を出せてよかったよ」と約1年ぶりの騎乗(前回は昨年6月9日・三浦特別2着)で結果を出し、笑みを浮かべていた。
★31日東京11R「欅S」の着順・払戻金はこちら
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