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30日の阪神10R千両賞(2歳500万下、芝1600メートル)は、和田竜二騎手騎乗の2番人気ウインフルブルーム(牡、栗東・宮本博厩舎)が逃げ切って完勝。タイムは1分33秒9(良)。
好スタートを切ったウインフルブルームがそのまま先手を取り、キタサンラブコールが2番手を追走。人気のエイシンブルズアイは後方で折り合いに専念した。マイペースで緩めずペースを刻むウインフルブルームは直線に向いても脚いろが衰えず、直線半ばで後続を突き放す。外から追い込むライバルを尻目に、ゆうゆうと好タイムの逃げ切りを決めてオープン入りを果たした。3馬身差の2着が3番人気のアズマシャトル。1番人気エイシンブルズアイは2着から1/2馬身差の3着に終わった。
ウインフルブルームは、父スペシャルウィーク、母ハナノメガミ、母の父サクラユタカオーという血統。通算成績は3戦2勝となった。
和田騎手は「テンションが上がっていて反応が良すぎたし、返し馬から勢いがあったので、ハナへ行かせました。力のある馬ですが、気持ちのコントロールが難しいので、馬込みに入った時が課題ですね」と3馬身差のVにも気を引き締めていた。
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