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春のGIシリーズの開幕だ! 24日、中京競馬場で春の短距離王決定戦、高松宮記念(芝1200メートル)が行われる。フェブラリーSを◎→▲→△△で3連単11万1130円を的中させた柴田章利記者は(9)サンカルロで勝負する。
ロードカナロアは確かに強い。暮れの香港スプリントも現地で見ていただけに、それはよく分かっている。それでも今回は(9)サンカルロに勝機があると見る。
前走の阪急杯の前、吉田豊騎手は「今回はいったん緩めているから馬体に余裕がある」と話していた。その言葉どおりプラス10キロの体重で伸びきれず4着。だが、これはすべて2年連続で2着に敗れている高松宮記念を勝つための布石だった。
昨年までは阪急杯の状態を維持して本番を迎えていたが、「GIに100点の状態で向かうことを込みで前走は馬を作ってきた」と大久保洋吉調教師はこれまでの反省に立ち、上昇カーブを描いた状態でGIに挑もうと仕上げてきた。上昇度が違う今年は昨年先着しているロードカナロア(3着)にまた先着できるはず。現役最強スプリンターに勝つには状態ピークのここしかない。馬単(9)→(11)をほぼ1点のつもりで厚く、(5)(1)(10)(12)(15)へも流す。 (柴田章利)
3月24日中京11R・高松宮記念の枠順(三原予想印付き) ★PCはこちら ★スマホはこちら
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