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GI企画『東西現場記者走る』で、ダービーを担当する東京サンスポの板津雄志記者(36)は、栗東トレセンで取材中。連載2日目はサトノダイヤモンドに注目し、池江調教師にじっくり話を聞いた。きさらぎ賞以来2カ月半ぶりだった皐月賞で3着に敗れて初黒星を喫したが、この中間はダービー制覇への執念が感じられる調教過程。世代屈指の大器がもう一段ギアを上げてきた。
この日のターゲットは皐月賞3着馬のサトノダイヤモンドだ。まずは、この中間の追い切りタイムに注目してほしい。
《前走》
2週前=6ハロン84秒7
1週前=6ハロン82秒9
《今回》
2週前=6ハロン81秒0
1週前=6ハロン81秒3
※いずれも栗東CWコースで追い切り
数字から一目瞭然。ダービーに向け、明らかに調教の質を上げてきた。
「調教の中身が今までとは違う。久々だった皐月賞は筋肉が引き締まっていなかったが、今回は1回使われてトータル的に上向いている」
池江調教師が丁寧に説明してくれた。追い切りだけではない。「普段の調教から変えている。乗るスピードが速くなっているよ」と明かす。皐月賞前まで普段の調教は坂路4ハロン64~65秒で1ハロン15~16秒に抑えていたが、この中間は同62~63秒、14~15秒で乗られている。全休日明けの24日も4ハロン63秒2-1ハロン14秒6で駆け上がった。
トレーナーは2011年のダービーをオルフェーヴル(3冠馬)で制しているので、当時との比較も聞いてみた。すると意外な話が…。
「あのときは皐月賞をちぎって勝った直後に『失敗した』と思わず言った。ダービー前に仕上がりすぎたとね。実際にレース後の疲れがかなりあって、回復につとめながらの調整だった。結果的にダービーの1週前に超回復を見せて、さらにもう一段上のデキになったんだけどね」
サトノダイヤモンドは皐月賞で接触した際に外傷を負ったが、回復も早く順調に乗り出せた。
「オルフェーヴルは古馬になって普段のメニューでは足りなくなって調教を強化したけど、ダイヤモンドもある意味それと同じ。それを3歳のこの時期にやれているのがすごい」
きつい調教にもまったくへこたれないのは、基礎体力が高いからこそだろう。ちなみにサトノダイヤモンドの皐月賞3着後、池江師の言葉は「ダービーでは逆転できるでしょう」だった。それが現実になりそうな気がしてきた。 (板津雄志)
東西現場記者走る 一昨年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。密着取材の成果は信頼度抜群で、今年は高松宮記念、桜花賞が◎○の大本線で決着。過去には昨年の菊花賞や一昨年のヴィクトリアマイルで、万馬券の波乱もピタリと的中させている。
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