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本場・英国の第230回ダービー(GI、せん馬不可、芝・左約2400メートル)は6日午後(日本時間同日深夜)、ロンドン近郊のエプソム競馬場で12頭によって争われ、M・キネーン騎乗の2番人気シーザスターズが、89年ナシュワン以来の2000ギニーに次ぐ2冠を達成した。先頭から5~6馬身圏内の5番手前後のインを進み、残り200メートルで先頭に立つ内容で、タイム2分36秒74(良)。1着賞金70万9625ポンド(約1億1212万円)。愛ダービーTR優勝馬フェイムアンドグローリーが1番人気で1馬身3/4差2着だった。
シーザスターズは産地、調教地ともアイルランドの鹿毛の牡3歳馬。父はケープクロス、母は’93凱旋門賞馬アーバンシー(その父ミスワキ)で、’01英愛ダービー馬ガリレオ(父サドラーズウェルズ)の半弟にあたる。J・オックス厩舎所属でデビュー戦4着後4連勝で、GI2勝目。調教師は英ダービー2勝目、騎手は3勝目。
ダービー馬が3冠最終戦のセントレジャー(今年は9月12日、ドンカスター、GI、芝約2920メートル)に出走したのは87年リファレンスポイント(優勝)が最後。シーザスターズには出走する可能性があり、70年ニジンスキー以来16頭目の3冠馬誕生がなるかどうか注目される。
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