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中央競馬ニュース
第５９回京都新聞杯（７日、京都１１Ｒ、ＧＩＩ、３歳オープン、国際、指定、馬齢、芝２２００メートル、１着本賞金５４００万円＝出走１５頭）武豊騎手騎乗の３番人気クレスコグランド（牡３歳、栗東・石坂正厩舎）がゴール直前、ユニバーサルバンクを差し切り、３連勝で重賞初制覇を決めた。
勝ちタイムは２分１３秒５（良）。２着は２番人気のユニバーサルバンク、３着は１０番人気のサウウンドバスター。断然の１番人気に支持されたレッドデイヴィスは１０着に敗れた。
１頭の“せん馬”に注目が注がれた京都新聞杯。今年１月のシンザン記念（ＧＩＩＩ）で後のクラシック馬オルフェーヴル、マルセリーナを破ったレッドデイヴィス。重賞連勝の実績もあり、１．７倍の１番人気に推された。しかし、４コーナーを回り終えたころ、場内にどよめきが起こった。レッドデイヴィスは馬群に沈んだ。
ラスト１００メートル。サンビームを交わして先頭に立ったのがユニバーサルバンク。末脚が衰えず、勝負あったかに思われたが、さらに外から武豊騎手騎乗のクレスコグランドが強襲。ユニバーサルバンクをハナ差かわしたところがゴール。
この勝利で、未勝利→ムーニーバレーＲＣ賞→京都新聞杯の３連勝決めたクレスコグランド。賞金を上積みし、日本ダービー（５月２９日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）出走を可能なものにした。もし、参戦すれば、最大のダークホースとなりそうだ。
クレスコグランドは父タニノギムレット、母マンハッタンフィズ、母の父サンデーサイレンス。通算成績は６戦３勝。重賞は初制覇。
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