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重賞に昇格してから今年で7回目を迎える葵Sは、オープン特別時代も含め、U指数にとっては鬼門のレースとなっている。指数が低く、さらには人気もない伏兵が頻繁に激走しているからだ。3歳のこの時期は指数を一気に伸ばしてくる馬が多いうえ、能力上位の馬がクラシック路線、マイル路線に進みやすいことも手伝って、このような状況になっているのだろう。2021年はU指数14位で13番人気のレイハリアが1着という厳しい結果になってしまった。そんななか、2023年はU指数5位以内の当コーナー注目馬が上位を独占。流れが変わってきている可能性もあるので、今年も指数上位馬を中心に狙ってみたい。
最上位評価となるのは、U指数トップの⑬ペアポルックス(94.0)。重賞は初挑戦となるが、デビュー以来オール2着以内で、芝1200m戦は2戦2勝と抜群の安定感を誇る。ここも先行して粘り込む得意パターンを見せてくれるだろう。
続いて注目するのは、前走のマーガレットSの勝ち方が鮮やかで、芝1200m戦では2着連対を外したことのないU指数2位⑭ナナオ(92.4)。前に行けるうえに末脚もしっかりしているので、連続好走に期待できる。
以下、前走ファルコンS2着で芝1200mは2戦2勝の4位⑥オーキッドロマンス(92.0)、2走前にフィリーズレビューを勝った実績のある5位⑩エトヴプレ(91.7)を押さえておきたい。
【U指数予想からの注目馬】
⑬ペアポルックス ⑭ナナオ ⑥オーキッドロマンス ⑩エトヴプレ
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