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まずは今週もお詫びから。先週の阪急杯でターゲットにしたウインマーベルはアサカラキングとの叩き合いの末、ハナ差で1着となりました。今年になって初めて当コーナーでターゲットにした馬が勝ってしまいました。人気馬に難癖を付けるという企画ですので、2月も終わりを迎えるこのタイミングでターゲット馬の初白星をお伝えするというのは奇跡的であり、これで変な居心地の悪さから解消されたという安心感はあるものの(笑)、コーナーの趣旨に反する結果となったことは間違いありません。
ということで、また新たな気持ちでスタートする次第ですが、今週日曜日の重賞は弥生賞ディープインパクト記念しかありません(このレース、昔から人気馬がコケるイメージがないんだよなあ……)。さらに困ったことに、どう考えてもホープフルS2着のシンエンペラーが人気の中心となりそうで、当欄的にはこの馬をターゲットにする以外の選択肢はありません。まあ、もうちょっと不安材料を挙げることが出来そうな第2、3候補の馬に逃げてもいいのですが、ちょうど“連勝記録“も途絶えた頃合いですし怖いものはありません。気楽により高い壁に挑んでいくこととします。
シンエンペラーは昨年11月に東京での新馬戦、そして京都2歳Sと連勝して年末のホープフルSに駒を進めて2着。レガレイラの強烈な決め手に屈する形となったのですが、当時の鞍上だったB.ムルザバエフ騎手によると早めに馬群から抜け出したところで外にヨレるような形になってしまい、レガレイラに差されてしまったのだとか。この記事を書く前に当時のパトロールビデオを見直したのですが、内ラチに近いところから抜け出したのに、外から伸びてきたレガレイラと接触したと思われるところまでヨレています。真っ直ぐ走っていたらもしかして……。
同じような話は、新馬戦を勝った際に手綱を取っていた横山武史騎手からも聞かれ、当時「最後の直線で馬群から抜け出してから、左右にフラフラとするところがあった」と語っています。このレースも改めて見返すと、確かに内ラチから離れて、外へ外へとフラついている様子が確認できます。
いわゆる「ソラを使う」という話ではないかと思われます。馬群の中にいる時は真面目に真っ直ぐ走る馬が、1頭になると遊んでしまうという、若駒らしい幼さが残っているのでしょう。
問題はこうした癖をもった馬が、今回初騎乗となる川田将雅騎手組んでこのメンバーに入った時に、悪作用しないかという点です。新馬戦が横山武史騎手、2戦目の京都2歳SがJ.モレイラ騎手、そして前走のホープフルSがB.ムルザバエフ騎手と、いずれも異なる鞍上が騎乗し、さらに今回も乗り替わりとなります。
先週末のサウジアラビアでも勝ち星を上げた、世界の矢作芳人厩舎ですから、馬の個性を踏まえたテン乗りジョッキーへの引き継ぎもしっかりするとは思いますし、川田将雅騎手ほどの名手ならこの癖への対策も当然考えているとは思いますが、何が何でもハナに立ちたい馬がいない顔ぶれですので、逃げ馬をゴール手前まで可愛がりながら……という戦術を取ることができるのか、少々疑問も残ります。
今回、川田将雅騎手はどう乗るのだろう? という点が楽しみでもあり、不安だからこそ別の馬を狙いたくなるポイントでもあり、といった感じではないでしょうか。もっとも、代わりにどの馬を狙うべきか、難しいよなあ……という別の問題も出てきてしまう、今回のシンエンペラーなのですが。
(文・菅野一郎)
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