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もうここ何年も思っていたことだが、大晦日に紅白を見てふとその思いが蘇った。それは紅白そのものの存在意義についてだ。日本の古き良き伝統が、とかジャニーズ不出場が、とかそんなこととは関係なく紅白歌合戦、やる意味があるか?と思ったのだ(笑)。
「これまで続いてきたことをやめるのは簡単だが一度やめれば元に戻すのは難しい」
そんな声も聞こえてきそうだが本当にそうだろうか。需要があれば難しかろうが何だろうが人は紅白を復活させるだろうし、紅白の時間を思い切って今の若者にドーンと預けたら、案外紅白なんてあったことすら忘れるくらい素敵な番組を作るのでは?そんな風に思うのだ。
それにしても紅白は何故「紅白」でしかも「歌合戦」なのだろう。素朴な疑問はルーツの推定へ移り、日本人の民族意識を遡る。
戦後日本は高度経済成長を経験しバブルを経て、一頃は時価総額で世界のトップ50企業の30を日本企業が占めた。それでも日本人の根底にあるのは洗練されたカッコいい企業人の血ではなく、農の民の血。盆暮れ正月の祭りといえば農の労を皆で労うのが風習で、その中に歌があり、踊りがあった。紅白歌合戦は節目の祭りで時代を彩り、人々の生活を支えた歌の歌い手を一堂に集め、歌唱力を競うイベントだった。
大晦日、どれほどの人が紅白を見たのだろう。日本人の民族意識に対する私の解釈からすれば、このイベントは本来国民全員が視聴し“感情の共有”ができないとやる意味がないが、紅白にワクワクする話など聞かないし、もはや男女に分かれて紅組、白組で勝敗を決める必要性すら個人的には全く感じない(笑)。
結局、時間と感情を国民全体で共有する発想そのものが今の日本人には“重い”のだ。司会も歌い手も含め“やらされ感”満載の紅白を見つつ「違和感」と言う名の雑煮をすすった。
さて、紅白を見て感じたのは時間と感情の共有の“重さ”だが、重いといえば重賞、重賞といえば競馬だ。そして1/6、京都競馬場のメイン競走、京都金杯には重賞絡みの金言が存在する。紹介しよう。
曰く「京都金杯は府中の中距離重賞実績を見よ」。
たとえば昨年優勝のイルーシヴパンサーは東京新聞杯(東京芝1600m)の勝ち馬だったし、3着プレサージュリフトはクイーンカップ(東京芝1600m)の勝ち馬。また一昨年勝ち馬のザダルもエプソムカップ(東京芝1800m)を勝つなど、京都金杯上位馬の多くは府中中距離重賞で好走している。
アンドヴァラナウトは府中牝馬ステークス3着。最近成績は振るわぬが、デビュー17戦目のここは本来充実期ど真ん中で、きっかけさえ掴めばローズステークス勝ちの実力を見せつけてくれよう。
金杯の登録馬を眺めながらアメ横で買ってきた魚を喰らい酒を飲む。気づけば紅白は出場者全て歌い終わり、紅組圧勝で締めくくられるところだった。因みにこの日聴いた歌で一番心に染みたのが最後の合唱「蛍の光」だったことはここだけの話だ(笑)。
(文:のら~り)
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