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欧州競馬年次表彰制度のカルティエ賞受賞馬、受賞者が9日に発表され、バーイード(英=W・ハガス、牡4)が2022年欧州年度代表馬&最優秀古馬に輝いた。
今年は5戦してラストランの英チャンピオンSこそ道悪に苦しみ4着とデビュー11戦目にして初の敗戦を喫したが、ロッキンジS、クイーンアンS、サセックスS、英インターナショナルSとGIを4勝した。
来春から英国のシャドウェルスタッドで種牡馬生活に入ることが決まり、初年度の種付け料は8万ポンド(約1340万円)。今後は2世の活躍に期待がかかる。
その他の受賞馬は次の通り。
▼最優秀2歳牡馬ブラックベアード(愛=A・オブライエン)
▼最優秀2歳牝馬レズー(英=R・ベケット)
▼最優秀3歳牡馬ヴァデニ(仏=JC・ルジェ)
▼最優秀3歳牝馬インスパイラル(英=J&T・ゴスデン)
▼最優秀長距離馬キプリオス(愛=A・オブライエン、牡4)
▼最優秀短距離馬ハイフィールドプリンセス(英=J・クィン、牝5)。
サンクルー大賞、ヨークシャーオークス、凱旋門賞と全てGⅠを3戦して3勝だったアルピニスタ(英=M・プレスコット、牝5)は惜しくも受賞を逃したが、オーナーのカーステン・ラウジング女史が、競馬界の発展に寄与した人に贈られる特別賞を受賞した。カルティエ賞の受賞馬は、欧州重賞競走でのポイント、競馬記者、ハンデキャッパーの投票などにより決定される。(在仏競馬記者)
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