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8日の京都6R2歳新馬(ダート1400メートル)は、太宰啓介騎手騎乗の9番人気ミキノヘラクレス(牡、栗東・南井克巳厩舎)が好位追走から抜け出してV。タイムは1分25秒1(不良)。
スタート直後は内のエイシンキラウエアと外のヴィクトリアマンボによるハナ争いとなったが、ヴィクトリアマンボがこの争いを制して単騎逃げ。エイシンキラウエアはやや離れた2番手に控え、外から断然人気のベストドライヴがこれに並びかける。その後ろにアドマイヤムテキ、ミキノヘラクレスが続いた。ヴィクトリアマンボはマイペースの逃げに持ち込み、直線に入ってもリードを保つ。人気のベストドライヴはやや伸び切れず、逆にその後ろからミキノヘラクレスが末脚を伸ばしてきた。懸命に粘るヴィクトリアマンボだったが、最後はミキノヘラクレスがこれをかわして先着。単勝56.9倍の穴馬が見事に初陣を飾った。1馬身1/4差の2着に5番人気のヴィクトリアマンボが粘り、馬単の配当12万円を超える波乱の決着。2着から2馬身差の3着がベストドライヴだった。
ミキノヘラクレスは、父スターリングローズ、母ミキノモナコ、母の父ディアブロという血統。
太宰騎手は「返し馬の雰囲気は良かったし、こういう(道悪馬場)馬場だったぶん、外枠でゴチャつかず気持ち良く走れたのがよかったですね。馬体にも余裕があったので、さらに上積みはありそうですよ」とさらなる良化を見込んでいた。
★8日京都6R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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