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東京スポーツ杯2歳S G2

日程:2022年11月19日()15:30 東京/芝1800m

東京スポーツ杯2歳Sデータ分析

コース図東京芝1800m

ローテーション的にここを逃すとダービー開催まで東京コースを経験できない可能性もあるため、関西馬を中心に翌春のクラシックを意識した馬たちの参戦が目立つ一戦。いわゆる“出世レース”であり、2008年以降の1着馬のうち9頭がのちにG1ウイナーとなっている。またこのレースまでのローテはあまり気にする必要がなく、オープン・重賞で好走経験のある馬と前走で初勝利を挙げたばかりの馬が互角に渡り合っている。東京芝1800mは“府中の千八展開要らず”の格言通り枠順や展開に左右されにくいコースで、それは2歳重賞に関しても同じである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2007、2008年と9番人気馬が勝利したかと思えば、2009年から1番人気が4連勝。近年の傾向としては3着にヒモ穴が来ることがあるものの、おおむね4番人気以内の決着となっている。なお不良馬場で行われた2011年には3連単52万馬券が出現したが、これは勝った1番人気のディープブリランテから離された2、3着に人気薄の2頭が流れ込んでのもの。基本的には堅くいきたい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 12-2-1-5 60.0% 70.0% 75.0% 146.0% 97.0%
2番人気 2-4-4-10 10.0% 30.0% 50.0% 42.5% 67.0%
3番人気 0-5-3-12 0.0% 25.0% 40.0% 0.0% 63.0%
4番人気 2-4-3-11 10.0% 30.0% 45.0% 75.5% 114.0%
5番人気 1-2-2-15 5.0% 15.0% 25.0% 93.5% 69.5%
6~9番人気 3-2-6-65 3.9% 6.6% 14.5% 126.4% 70.8%
10番人気以下 0-1-1-76 0.0% 1.3% 2.6% 0.0% 43.3%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 4-0-0-1 80.0% 80.0% 80.0% 124.0% 86.0%
2.0~2.9倍 6-2-3-4 40.0% 53.3% 73.3% 98.7% 94.0%
3.0~4.9倍 3-5-2-10 15.0% 40.0% 50.0% 57.0% 73.5%
5.0~7.9倍 2-4-2-15 8.7% 26.1% 34.8% 53.5% 65.2%
8.0~14.9倍 1-4-8-24 2.7% 13.5% 35.1% 21.9% 83.5%
15.0~19.9倍 1-3-2-15 4.8% 19.0% 28.6% 89.0% 86.2%
20.0~49.9倍 3-1-2-51 5.3% 7.0% 10.5% 168.6% 68.1%
50.0倍以上 0-1-1-74 0.0% 1.3% 2.6% 0.0% 44.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,840円 140円 721円
複勝 760円 110円 236円
枠連 4,510円 430円 1,322円
馬連 24,750円 170円 3,523円
ワイド 5,210円 110円 1,009円
馬単 57,730円 240円 7,718円
3連複 58,480円 330円 9,070円
3連単 593,030円 820円 75,092円

【脚質】
展開要らずの東京芝1800mとはいえ、525mの最後の直線に高低差約2mの上り坂があるとなれば、2歳馬にとって逃げ切りは容易ではない。また、スピードがあってもここでは前に馬を置いてレースを進めることに徹する馬も多く、2008年以降で4角先頭馬は1頭も3着以内に入っていない。その一方、勝率トップは先行、連対率の最上位は追い込み、複勝率の1位は差しとなっている。逃げ以外では脚質を気にする必要はなさそうだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-1-25 3.6% 7.1% 10.7% 9.6% 21.1%
先行 7-4-4-50 10.8% 16.9% 23.1% 28.3% 49.4%
差し 6-7-10-62 7.1% 15.3% 27.1% 124.5% 100.7%
追込 6-8-5-57 7.9% 18.4% 25.0% 53.6% 60.7%

【枠順】
2010年以降、1枠が6勝を挙げているが、勝ち馬6頭の名前を見ると枠よりも、その時点における馬の実力によるところが大きいかもしれない。1枠以外の内目の枠は勝ち切れないケースが多く、近年は6~8枠がマズマズの成績を残している。ただし、8枠は11頭立てだった2015年にスマートオーディンが1着となったものの、2007年以降で6度の2着と取りこぼしが多い。スタート直後に2コーナーを曲がる不利は否めない。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 6-0-4-14 25.0% 25.0% 41.7% 253.8% 94.2%
2枠 1-4-1-22 3.6% 17.9% 21.4% 9.6% 53.6%
3枠 2-1-3-23 6.9% 10.3% 20.7% 10.7% 48.3%
4枠 2-1-2-26 6.5% 9.7% 16.1% 95.5% 43.9%
5枠 1-2-4-26 3.0% 9.1% 21.2% 56.7% 60.6%
6枠 4-2-4-25 11.4% 17.1% 28.6% 106.0% 130.0%
7枠 3-3-1-30 8.1% 16.2% 18.9% 23.0% 37.8%
8枠 1-7-1-28 2.7% 21.6% 24.3% 18.9% 67.6%

【血統】
東京芝1800mを得意とするディープインパクト産駒は過去に3頭が勝利を挙げているが、一方で取りこぼしも多い。2013年には単勝オッズ1.8倍のサトノアラジンが5着に敗れ、2014年のアヴニールマルシェ(1番人気2着)、2016年のムーヴザワールド(1番人気3着)、2018年のルヴォルグ(1番人気9着)らも惜敗している。ただし、サンデーサイレンス系全体で見ると、父系はもちろん母の父としても活躍。2016年1着のブレスジャーニー(父バトルプラン×母の父タニノギムレット)も祖母の父がサンデーサイレンスだった。外国産馬や持ち込み馬を除くと、サンデーサイレンスの血を持たない馬が3着以内に入ったのは、2008年3着のサンカルロまで遡る。

◆同コース種牡馬別成績(東京競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2017/11/13~2022/11/13

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 62-44-44-243 15.8% 27.0% 38.2% 73.3% 74.9%
2 ハーツクライ 25-26-21-145 11.5% 23.5% 33.2% 77.1% 88.7%
3 キングカメハメハ 15-12-11-75 13.3% 23.9% 33.6% 80.9% 93.2%
4 ルーラーシップ 12-10-19-103 8.3% 15.3% 28.5% 45.5% 74.7%
5 ロードカナロア 10-16-16-97 7.2% 18.7% 30.2% 27.7% 66.0%
6 ハービンジャー 10-10-6-105 7.6% 15.3% 19.8% 70.2% 38.1%
7 ヴィクトワールピサ 10-9-10-59 11.4% 21.6% 33.0% 146.4% 131.0%
8 エピファネイア 9-8-6-65 10.2% 19.3% 26.1% 69.3% 59.9%
9 ジャスタウェイ 9-8-6-58 11.1% 21.0% 28.4% 61.5% 74.7%
10 ドゥラメンテ 8-9-9-46 11.1% 23.6% 36.1% 31.9% 66.4%

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