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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 14 | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 美 木村哲也 | 494(-4) | 1.59.7 | 9.1 | 5 | 34.3 | ⑤⑤⑥③ | |||
2 | 8 | 18 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 木村哲也 | 492(+10) | 1.59.8 | 1 | 5.7 | 3 | 34.6 | ⑦⑤④③ | ||
3 | 6 | 12 | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 496(-8) | 2.00.0 | 1 1/4 | 3.9 | 1 | 33.8 | ⑮⑮⑯⑭ | ||
4 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 美 堀宣行 | 504(+2) | 2.00.0 | クビ | 5.0 | 2 | 34.6 | ⑤⑤⑥③ | ||
5 | 1 | 2 | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 田村康仁 | 474(0) | 2.00.1 | クビ | 9.9 | 6 | 35.3 | ①①①① | ||
6 | 6 | 11 | 牡3 | 57.0 | 菅原明良 | 美 小島茂之 | 468(+2) | 2.00.1 | クビ | 19.0 | 8 | 34.3 | ⑪⑪⑪⑧ | ||
7 | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 栗 吉岡辰弥 | 494(-4) | 2.00.3 | 3/4 | 35.0 | 10 | 34.2 | ⑮⑮⑯⑯ | ||
8 | 7 | 15 | 牡3 | 57.0 | 丸田恭介 | 美 宗像義忠 | 488(+2) | 2.00.3 | クビ | 162.7 | 16 | 34.3 | ⑭⑬⑭⑭ | ||
9 | 5 | 10 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | 栗 杉山晴紀 | 458(+8) | 2.00.5 | 1 1/4 | 20.9 | 9 | 34.5 | ⑰⑰⑭⑫ | ||
10 | 4 | 8 | 牡3 | 57.0 | 吉田隼人 | 栗 友道康夫 | 456(+4) | 2.00.5 | ハナ | 86.2 | 15 | 34.9 | ⑦⑧⑧⑧ | ||
11 | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 飯田雄三 | 468(-4) | 2.00.5 | クビ | 72.7 | 13 | 35.2 | ③③④③ | ||
12 | 8 | 17 | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 昆貢 | 482(+4) | 初B | 2.00.5 | クビ | 84.7 | 14 | 33.9 | ⑱⑱⑱⑱ | |
13 | 2 | 4 | 牡3 | 57.0 | 横山武史 | 栗 斉藤崇史 | 468(0) | 2.00.6 | 1/2 | 7.6 | 4 | 35.0 | ⑦⑧⑧⑧ | ||
14 | 4 | 7 | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 美 牧光二 | 490(-4) | 2.00.7 | クビ | 49.3 | 12 | 35.6 | ③③③③ | ||
15 | 3 | 5 | 牡3 | 57.0 | 三浦皇成 | 美 高木登 | 514(-4) | 2.00.9 | 1 1/4 | 210.9 | 17 | 35.1 | ⑬⑬⑪⑫ | ||
16 | 8 | 16 | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 安田隆行 | 512(+2) | 2.01.3 | 2 1/2 | 15.5 | 7 | 36.3 | ②②②② | ||
17 | 5 | 9 | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 472(-2) | 2.01.7 | 2 1/2 | 47.5 | 11 | 36.1 | ⑦⑧⑧⑧ | ||
18 | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | 木幡巧也 | 美 小桧山悟 | 478(0) | 2.02.7 | 6 | 311.8 | 18 | 36.9 | ⑪⑪⑪⑯ |
ラップタイム | 12.6 - 11.0 - 11.6 - 12.2 - 12.8 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 11.5 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.6 - 35.2 - 47.4 - 60.2 |
後半 | 59.5 - 47.2 - 34.9 - 22.9 - 11.5 |
■払戻金
単勝 | 14 | 910円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 14 | 240円 | 5番人気 |
18 | 210円 | 2番人気 | |
12 | 140円 | 1番人気 | |
枠連 | 7-8 | 1,730円 | 8番人気 |
馬連 | 14-18 | 3,570円 | 14番人気 |
ワイド | 14-18 | 1,220円 | 12番人気 |
---|---|---|---|
12-14 | 530円 | 1番人気 | |
12-18 | 550円 | 3番人気 | |
馬単 | 14-18 | 7,540円 | 29番人気 |
3連複 | 12-14-18 | 4,190円 | 10番人気 |
3連単 | 14-18-12 | 32,840円 | 94番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、近年の皐月賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中山競馬場周辺は木曜日から金曜日にかけて23.5ミリの雨量を記録。土曜日も朝方まで小雨に見舞われ、芝コースは重(JRA発表)でスタート。その後は天気が持ち直したこともあり、特別戦以降は稍重(JRA発表)に回復した。
9R・山藤賞(3歳限定1勝クラス・芝2000m)の決着タイムは2分0秒3。この時季の中山、なおかつ道悪とすれば決して遅い水準ではない。馬場の乾きが進んだ午後以降は、それなりに時計が出やすいコンディションだったと推察される。
土曜日の結果を見直すと、枠順については中~外優勢。中~外枠の馬が馬場の良いところをスムーズに進出すると、内枠の馬は傷んだ馬場の悪いところを通らされてしまう。それゆえ、芝競走4鞍の3着以内馬12頭中11頭が4枠より外という結果に。中から外めの枠の好走頻度が高まっている点は覚えておいたほうがいい。
脚質に関しては、土曜日の芝平地競走における勝ち馬の4角通過順位をみると、2、3、6、1番手。一見すると前で運んだ馬が優位のように思えるが、中団に位置した馬たちもそれなりに脚を伸ばしている。展開やコース取り次第で差し馬も間に合う馬場とみて差し支えない。
事実、勝ち馬4頭の上がり3ハロン順位はいずれも3位以内。3着以内馬12頭中10頭が該当する。その点を踏まえれば前有利と決め付けるのは早計。いい脚を長く使える馬が優位という捉え方が、もっとも適切だろう。
日曜日の予報は曇のち晴(17日8時の時点)。ただし、昨日から今日の朝にかけて、雨から晴れまで予報がコロコロ変わり、降水確率の上下変動幅も広い。なんとも判断するに悩ましい空模様ではある。
雨が降らず馬場の含水率低下が進み、時計が速くなれば内・先行の優位性が増す可能性はある。とはいえ、コース内側の傷みが進んでいることを思うと、内枠完全優位の状況にまで転じるとは思えない。
中山芝2000mのスタート地点は正面スタンド前。馬場が荒れてくると、好発できない内枠勢は苦しい立ち回りを強いられてしまう。対して中~外枠勢は位置を取りやすいうえに、消耗が少ない馬場の良い部分を走れるぶん、ラストの伸びや踏ん張りが増す傾向が強い。
ただでさえ、馬場の内めはキックバックが目立つ現状。それを避ける意味でも、スムーズに加速可能な位置を確保できる馬が有利といえる。よって前日に引き続き、中~外枠(4~8枠あたり)に対する警戒を強めたほうがベターではないか。
血統的には過去5年の皐月賞を参考にすると、凱旋門賞勝ち馬にゆかりのある血統馬が攻勢。なかでも、トニービンの血を引く馬の好走頻度が高く、馬場の良し悪しに関係なく、最低1頭が必ず馬券に絡んでいる。
皐月賞と同じ中山芝2000mで行われた、土曜日9R・山藤賞でもトニービンの血を引く馬が1、3着に入線している。重要視すべき血脈であることに疑う余地はなく、該当馬は積極的に狙っていきたい。
また、前走の馬体重が460キロ以上、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以内という馬が存在感を見せつけているのも、近年における皐月賞の特徴。過去5年の連対馬は、例外なくこの条件をクリアしている。血統面とセットで押さえておきたいポイントだ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(4~8枠)要点をともに満たしているのは、⑦ボーンディスウェイ、⑫ドウデュース、⑯デシエルト、⑱イクイノックス。従って当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) ヒノくん(政治騎手) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる皐月賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダノンベルーガ【B】
美浦南W併走。右後肢が若干遅れ気味に映るものの、許容範囲の部類。深刻に捉えなくてもいいだろう。滞空時間の長い走りは健在だし、仕掛けに対する反応も悪くない。万全には至らないまでも、それなりに態勢を整えてきた印象を持つ。
②アスクビクターモア【B】
美浦南W単走。この馬としては抑えが利いており、手前替えもスムーズ。四肢のさばきは力強く、トビにも高さがある。少なくとも、前回のデキを下回ると言うことはない。あとは完歩の大きめな馬だけに、未経験の多頭数競馬で上手に立ち回れるか否か。その1点に尽きる。
③トーセンヴァンノ【D】
美浦南W併走。それなりに活気はあるが、四肢のさばきが硬く、仕掛けに対する反応も薄い。追い通しで何とか食い下がるも、相手は助手騎乗の未勝利馬。評価しづらいものがある。本来のデキに達しているとは言い難く、ここは見送りが妥当だろう。
④キラーアビリティ【B】
栗東CW併走。コーナーで少し行きたがる面を見せるも、鞍上が上手くなだめて折り合いはついていた。抜群とは言えないまでも、ひと追いごとに走りの姿勢や反応は良くなっている。それなりに動ける態勢とみたい。
⑤グランドライン【C】
美浦南W併走。アナザートゥルースに手ごたえ優勢でゴールするも、それはホープフルS当時も同様。ハミ受けが不安定なあたりは変わっていない。四肢の可動域の広さに素質や魅力を感じる一方で、もう少し走りにメリハリが欲しいのも確か。評価は上げづらい。
⑥ジャスティンロック【C】
栗東坂路併走。折り合い重視の調整。気負いなく、ゆったりと登れていることは評価できる。その一方、全体的に単調な走りで鋭さはひと息。脚どりも若干重く映る。上位進出には、馬場や展開など何らかの助けが欲しい。
⑦ボーンディスウェイ【B】
美浦南W併走。前肢の出が若干硬く映るが、しっかり馬場を掴んでおり、フットワークは安定。直線で促されると素早く反応を返し、上々の伸びを見せた。もともと攻め駆けする馬なので過度の評価はしづらいものの、体調自体は良さそう。いい意味での平行線だろう。
⑧ダンテスヴュー【B】
栗東CW単走。リラックスしているし、鞍上の指示に対しても従順。完歩こそ小さく映るものの、もとよりピッチ走法の馬。軽めの調整ということを考えれば、過度に不安視する必要はない。順調とみていいのではないか。
⑨サトノヘリオス【B】
栗東CW単走。あまり首が前に出ず上体が高めの走法だが、それはいつものこと。この馬とすればキビキビと動けているほうだし、前回の最終追い切りで感じられた、硬さも薄れてきている。まずまずの仕上がりではないか。
⑩ジャスティンパレス【B】
栗東坂路単走。完歩こそ小さめだが、重心を低く保ち、バランスのいい走り。緩い時計でも折り合いを欠いていない点は好感が持てる。まだ良化の余地はありそうだが、ひと追いごとに状態が上向いているのも事実。上手く流れに乗れるようなら出番があってもいい。
⑪オニャンコポン【B】
美浦南W併走。軽めの内容ながら、最後までバランスを崩す場面はなく、四肢のさばきも安定していた。厳しく見れば肩関節の動きがやや硬く映るものの、大幅に割り引くほどではない。この馬なりに順調だろう。
⑫ドウデュース【A】
栗東P単走。しまい重点の調整ながら、動きは実に俊敏。気負う面がなく集中力も高い。ブレの少ないフォームで、ハツラツと進むさまは見映えがする。走りやすいトラックということを考慮しても、気配の良さは目を見張るものがあった。着実に状態は上向いている。
⑬ビーアストニッシド【B】
栗東P併走。コーナーから掛かり気味で、前進気勢が過ぎるようにも映るが、そもそも抑えて味があるタイプではない。フォーム自体は崩れておらず、脚の回転も非常に鋭かった。現状の力を出せる仕上がりと判断したい。
⑭ジオグリフ【A】
美浦南W併走。僚馬を気にするような仕草を見せるのは相変わらずだが、ひと頃よりも随分と我慢が利くようになった。四肢のさばきは力強く、反応も鋭い。前回の中間時に感じられた、硬さや手脚の重さが薄れてきているのも好印象。いいムードで本番に臨めそうだ。
⑮ラーグルフ【C】
美浦南W併走。脚元の動きこそパワフルだが、頭の位置が高く発汗も目立つあたりは変わらない。もう少しリラックスできればいいのだが……。こんな様子でも結果を出すことがある馬とはいえ、調教観点的に評価を上げるには躊躇してしまう。
⑯デシエルト【A】
栗東CW単走。1週前追い切りで抑え込んだ効果もあってか、折り合いはついていた。想像以上に学習能力が高い。大トビの馬にありがちなズブい面がなく、むしろ反応が良すぎる点は確かにリスキー。だが、それ以上に安定したフォームと脚力の強さは目を引くものがある。高く評価したい。
⑰マテンロウレオ【C】
栗東坂路単走。トビが高く四肢のさばきも柔らかい。反面、気負いがちで頭の位置を体の中心に置けない点は割引。前回の最終追い切りと同様、右へササる仕草を出しているのも気がかり。素質を感じる一方で、操縦性の難しさも垣間見えた内容だった。
⑱イクイノックス【B】
美浦南W併走。折り合い重視のゆったりした内容ながら、ゴール手前で気合をつけられるとスムーズに加速。ゴール後も勢いは衰えず、ストライドを伸ばしていた。余裕残しの調整過程ではあるが、雰囲気は決して悪くない。及第点の仕上がりとみる。
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アスクビクターモア・田村調教師「脚元も問題なく、心肺能力も非常に高いところで維持。状態は上がっている」
イクイノックス・ルメール騎手「先週はスタミナ、今週はスピードを確認。ほぼベストコンディションですね」
オウケンボルト・土田調教師「動きはいい。後手を踏んだ前走は参考外。自分のリズムなら」
オニャンコポン・小島調教師「単走でもよかったが、GⅠなので前に馬を置く形。疲れは取れたし、予定どおり」
キラーアビリティ・斉藤崇調教師「放牧から帰ってきてからはリラックス。反応の良さ、瞬発力は武器になるはず」
グランドライン・高木調教師「状態は変わりない。きれいな馬場で自分のリズムで走れれば」
サトノヘリオス・友道調教師「エリカ賞をレコード勝ちしたように2000メートルは流れが向く。力は出せると思う」
ジオグリフ・福永騎手「いいフォームで質の高い動き。小回りの2000メートルは問題ない。いい馬に巡り合えたね」
ジャスティンパレス・池水助手「感触を確かめる程度。つくべきところに筋肉がついてきた」
ジャスティンロック・松原助手「前走はチグハグな競馬。それでもドウデュースと差はなかった。状態は前走以上」
ダノンベルーガ・堀調教師「しまいは無理せず7、8分の加減で伸ばした。稍重の前走は想像を超えた走りだった」
ダンテスヴュー・友道調教師「もともと期待していた馬。きさらぎ賞2着で力は見せた。いい競馬をして次へ」
デシエルト・安田隆調教師「前走のように前へ行きたい。週末に雨が降って、馬場が緩くなればこの馬にはいい」
ドウデュース・武豊騎手「割と器用さもあるし、どんな競馬場でも走ってきてくれている。総合力が高いと思う」
トーセンヴァンノ・小桧山調教師「格好はつけられる状態。この馬のリズムでどこまで」
ナニハサテオキ・新谷助手「予定どおりにきている。動きはいつもと変わらず良かった」
ビーアストニッシド・和田竜騎手「先週の段階で仕上がったので流す程度。それでも時計は出た。一発を狙っている」
ボーンディスウェイ・石橋騎手「先週しっかりやったので感覚を見るくらい。前回よりいい感じで、順調にきている」
マテンロウレオ・昆調教師「動きは良かった。順調にきている。今回からブリンカーを着ける」
メイショウラナキラ・南井調教師「今週はサラッと。いい感じだし、具合は良さそうだ」
ラーグルフ・宗像調教師「使われて良化。490キロ前後になると思う。前走ほどの差はない」(夕刊フジ)
中山競馬場の路盤改修後に行われた、2015年以降の3着以内馬のキャリアをみると、いずれも3~5戦の間。まずはキャリア3~5戦の馬に注目したい。
(減点対象馬)
①ダノンベルーガ ③トーセンヴァンノ ⑤グランドライン ⑦ボーンディスウェイ ⑬ビーアストニッシド ⑱イクイノックス
前走の着順については弥生賞ディープインパクト記念なら4着以内、それ以外の重賞であれば2着以内、非重賞戦の場合は1着が目安。2015年以降の1~2着全馬がこの条件をクリアしている。
(減点対象馬)
③トーセンヴァンノ ⑤グランドライン ⑨サトノヘリオス ⑮ラーグルフ ⑰マテンロウレオ
2015年以降の3着以内全馬が、前走で単勝6番人気以内の支持を集めていた。前走が7番人気以下の低評価だった馬は強調できない。
(減点対象馬)
③トーセンヴァンノ ⑤グランドライン ⑦ボーンディスウェイ ⑮ラーグルフ
近年は馬格のある馬が優勢。2015年以降、前走の馬体重が460キロ未満だった馬の2着連対圏入りはゼロ。基本的に前走の馬体重が460キロ未満だった馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
⑧ダンテスヴュー ⑩ジャスティンパレス
2015年以降の1~2着馬は、いずれも前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以内だった。馬券の軸は、前走で出走メンバー中上位の末脚を使っていた馬から選びたい。
(減点対象馬)
②アスクビクターモア ③トーセンヴァンノ ④キラーアビリティ ⑤グランドライン ⑬ビーアストニッシド ⑮ラーグルフ ⑰マテンロウレオ
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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このレースの特徴は非常にわかりやすい。U指数5位以内の2頭+やや指数が伸び悩んでいる馬1頭という組み合わせで決着する年が多いのだ。2019年は1着サートゥルナーリア(10位)、2着ヴェロックス(4位)、3着ダノンキングリー(2位)。2020年は1着コントレイル(2位)、2着サリオス(3位)、3着ガロアクリーク(11位)。2021年は1着エフフォーリア(8位)、2着タイトルホルダー(2位)、3着ステラヴェローチェ(4位)。というように、直近3年は典型的なパターンで決まっている。今年も例年にならい、同じような指数順位の組み合わせを意識したアプローチで臨みたい。
指数上位で最も軸に向きそうなのは2位の⑫ドウデュース(94.6)。前走の弥生賞で土が付く格好となったが、レースぶりからも陣営のコメントからも、いかにも前哨戦という使われ方だったので、本番での一変が見込めるとみる。
そして、なんとも不気味なのはトップ評価を受けている⑯デシエルト(96.2)だ。デビューからダートで2連勝したあと、トライアルの若葉Sを快勝するという異例の臨戦過程。無敗というのはもちろん、ケチのつけようのない完璧な競馬ぶりに底知れぬ魅力を感じる。
以下、こちらも無敗馬でまったく底が見えない5位の①ダノンベルーガ(93.4)と、同じ舞台でG1を勝っている9位④キラーアビリティ(92.5)に警戒したい。
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昨年は1着エフフォーリア(父エピファネイア)、2着タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)、3着ステラヴェローチェ(父バゴ)、いずれの種牡馬も皐月賞では初めての好走例となり、上位2頭においては産駒としても初出走だった。
近年の傾向としてはディープインパクト、ハーツクライ、Kingmamboの血を引く馬で上位を賑わせているが、ディープインパクトは19年3着ダノンキングリー、20年1着コントレイル、21年3着ステラヴェローチェ、ハーツクライは19年2着ヴェロックス、20年2着サリオス、21年1着エフフォーリア、Kingmamboは19年1着サートゥルナーリア、20年3着ガロアクリーク、21年2着タイトルホルダーと上手く住み分けられていることも興味深い。
ドウデュースは、父ハーツクライ×母ダストアンドダイヤモンズ(母の父Vindication)。ハーツクライ直仔の好走例は20年2着サリオスに限られるが、同馬とは朝日杯フューチュリティS勝ちの実績が共通。また、父サンデーサイレンス系×母の父Bold Ruler系という大まかな血統構成も強調しやすく、古くは95年ジェニュイン、00年エアシャカール、01年アグネスタキオン、直近の勝ち馬では17年アルアインを挙げられる。この父系らしからぬ卒のない立ち回りができる強みがあり、休み明けをひと叩きされた上積みも十分だろう。
ダノンベルーガは、父ハーツクライ×母コーステッド(母の父Tizway)。臨戦過程こそ違うものの、ハーツクライ産駒で母系5代以内にLomitasとDanzigを併せ持つ配合は僚馬サリオスを想起させる。本馬は近年のトレンドともいえる共同通信杯からの直行となるが、やはりハーツクライの血脈を持つ馬が3年連続で連対している勢いも見逃せないだろう。一方で、右トモに弱さを抱えることを明言されているため、負担の大きい右回りは課題となる。
デシエルトは、父ドレフォン×母アドマイヤセプター(母の父キングカメハメハ)。新種牡馬ドレフォンの産駒であることは未知数となるが、叔父にドゥラメンテ、近親にルーラーシップがいる血統背景は特筆できるだろう。先述のとおり、昨年はドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが8番人気2着、ルーラーシップ産駒も17年3着ダンビュライトが12番人気、18年2着サンリヴァルが9番人気と配当妙味をもたらしていることは気に留めておきたい。
編集部(以下、編) 先週の桜花賞はバッチリでした。今週は皐月賞です。
新良(以下、新) 常々言うように、未勝利もG1も馬券の価値は同じですが、やはりG1は気合いが入りますし、当てたいという思いが強いので嬉しいです。
編 心意気がヒシヒシと伝わってきます。2週連続G1勝利を決めちゃってください!
新 なんとかしたいですね。頑張ります。
編 よろしくお願いします。早速、新良さんの注目の乗り替わりを教えていただけますか? テン乗りもけっこういるので、どれをチョイスするか興味深いです。
新 ルメール騎手から福永祐一騎手に乗り替わる⑭ジオグリフを買いたいですね。
編 なるほど。そうきましたか。ルメール騎手のお手馬でしたが、イクイノックスに騎乗するために乗り替わりを強いられ、福永騎手に声がかかったわけですね。
新 桜花賞では、福永騎手も川田騎手も非ノーザンの馬に騎乗するという珍しいケースが見られ、ノーザンファーム生産馬は1頭も掲示板に載れませんでした。皐月賞はリーディング上位騎手がみな揃ってノーザンファーム生産馬に騎乗することになりましたので、様相が一変したことは一目瞭然です。
編 つまり、今週はノーザンファームの馬が相当有力であると?
新 そうですね。陣営の力の入り具合が違うでしょう。
編 ルメール騎手がイクイノックスを選んだのは仕方がないとして、空いた鞍上に福永騎手が配されたということは、まったく見捨てられていないことの証明といえますかね。
新 まさのご指摘の通りです。騎手の序列的に、乗り替わりのなかでは、川田騎手のダノンベルーガと福永騎手のジオグリフが、一枚上の扱いなのだと思います。
編 なるほど。ジオグリフは福永騎手騎乗とはいえ、ここ2戦の敗戦で人気を落とすことは確実ですので、馬券的には絶好の狙い目になりそうです。
新 はい。福永騎手の皐月賞は、ワールドエース、エピファネイア、リアルスティールでの2着や、ワグネリアンでの大敗など、差す競馬での失敗が多く蓄積されてきていたと思いますが、コントレイルでそれを払しょくできたと個人的には考えています。中山芝2000mの成績自体は悪くないので、今回の皐月賞も期待は十分です。
編 そんな福永騎手は、ジオグリフと手が合いそうですか?
新 福永騎手は最近、道中で脚を溜めつつも、早めに仕掛ける競馬で重賞の勝ち星を積み重ねてきていますので、早仕掛けからねじ伏せる競馬で持ち味を活かせるこの馬とは、ピッタリ息が合うとみています。
編 札幌2歳Sを勝ったときのようなイメージで。
新 まさにあのような競馬をしてもらいたいです。皐月賞は仕掛けが遅れると差しが届かないレースであることを福永騎手は理解しているはずですので、早めに動いてくれるでしょう。
編 馬は朝日杯FSで2番人気5着、共同通信杯で1番人気2着と、人気に応えることができていませんが、力関係的にはどうでしょう?
新 遠征が不得手な木村哲也厩舎の馬ですので、朝日杯の結果は深刻にとらえなくといいと思います。共同通信杯は安全策の競馬をして2着キープですので、大きく割り引く必要はありません。
編 2戦とも、決して力負けではないということですね?
新 はい。馬は強いです。イクイノックスに騎乗するルメール騎手も、心情的にはどちらにも乗りたいと思っているのではないでしょうか。
編 木村厩舎の関東圏のレースで、皐月賞の勝ち方を理解している鞍上。となれば、期待するなというのが無理な注文ですね。
新 人気落ちでも全力で狙っていくべき存在だと思います。最後までいい脚を使える馬ですので、200mの距離延長にも対応してくれるはずです。
編 絶対的主役不在の混戦で、なにが勝ってもおかしくありません。
新 ぜひ、この馬に1着を獲ってほしいですね。あとは福永騎手に託すのみです。
クラシック三冠の幕開けを飾る一戦。「最も速い馬が勝つレース」と言われ、スピードとスタミナを兼備した3歳のトップホースたちが中山芝2000mを舞台に覇を競う。グレード制導入以前は、第33回(1973年)のハイセイコー、第35回(1975年)のカブラヤオー、第36回(1976年)のトウショウボーイなど、ファンの多い個性派たちが栄冠を獲得するケースが多く見られた。グレード制導入後は、競走体系の整備が進んだことでよりスピード色の強いレースとなり、第55回(1995年)のジェニュイン、第64回(2004年)のダイワメジャー、第73回(2013年)のロゴタイプなど、のちに古馬マイルG1を制する馬たちが勝ち馬欄に名を連ねている。また、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭が、皐月賞を制したのちに二冠目の東京優駿(日本ダービー)、三冠目の菊花賞とタイトル獲得を重ねて三冠馬となった。ほか、第75回(2015年)はドゥラメンテが直線入口で大斜行するも、異次元の末脚を繰り出して圧勝。その衝撃的なパフォーマンスは伝説として語り継がれている。
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