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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 18 | 牝4 | 56.0 | C.デムー | 栗 斉藤崇史 | 470(+6) | 2.13.0 | 8.1 | 4 | 35.4 | ⑪⑫⑪⑨ | |||
2 | 7 | 13 | 牝5 | 56.0 | D.レーン | 美 手塚貴久 | 480(-8) | 2.13.3 | 1 3/4 | 10.1 | 5 | 36.1 | ⑥⑥⑤② | ||
2 | 7 | 15 | 牝3 | 54.0 | M.デムー | 美 相沢郁 | 438(+6) | 2.13.3 | 1 3/4 | 52.9 | 12 | 35.5 | ⑯⑰⑭⑬ | ||
4 | 7 | 14 | 牝5 | 56.0 | 幸英明 | 栗 中竹和也 | 524(-4) | 2.13.7 | 2 1/2 | 24.4 | 11 | 35.7 | ⑱⑱⑱⑮ | ||
5 | 6 | 11 | 牝3 | 54.0 | 横山武史 | 栗 高野友和 | 448(+2) | 2.13.7 | ハナ | 7.3 | 3 | 36.1 | ⑧⑩⑧⑪ | ||
6 | 2 | 4 | 牝5 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 杉山晴紀 | 486(+2) | 2.14.0 | 2 | 4.3 | 1 | 36.5 | ⑧⑧⑧⑨ | ||
7 | 3 | 6 | 牝5 | 56.0 | 丸田恭介 | 美 池上昌和 | 444(-4) | 2.14.2 | 3/4 | 112.3 | 18 | 36.2 | ⑮⑮⑭⑮ | ||
8 | 6 | 12 | 牝5 | 56.0 | 横山和生 | 栗 須貝尚介 | 476(+2) | 2.14.2 | ハナ | 64.4 | 14 | 36.4 | ⑯⑯⑭⑮ | ||
9 | 2 | 3 | 牝3 | 54.0 | 川田将雅 | 栗 田中克典 | 412(-2) | 2.14.5 | 1 3/4 | 11.8 | 6 | 37.2 | ⑥⑥⑤⑥ | ||
10 | 4 | 7 | 牝5 | 56.0 | C.ルメー | 栗 石坂公一 | 470(+4) | 2.14.5 | ハナ | 17.5 | 10 | 36.7 | ⑪⑫⑬⑬ | ||
11 | 1 | 1 | 牝5 | 56.0 | 武豊 | 美 伊藤伸一 | 484(-12) | 2.14.5 | アタマ | 85.1 | 17 | 37.0 | ⑪⑩⑪⑪ | ||
12 | 8 | 16 | 牝5 | 56.0 | 池添謙一 | 美 和田正一 | 438(+2) | 2.14.9 | 2 1/2 | 83.6 | 16 | 37.5 | ⑩⑧⑧⑥ | ||
13 | 1 | 2 | 牝6 | 56.0 | 田中勝春 | 栗 西園正都 | 480(+4) | B | 2.15.1 | 1 1/2 | 83.2 | 15 | 38.5 | ①①①① | |
14 | 5 | 10 | 牝3 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 高野友和 | 488(0) | 2.15.5 | 2 | 5.7 | 2 | 38.2 | ⑤⑤⑤⑥ | ||
15 | 5 | 9 | 牝5 | 56.0 | 松岡正海 | 美 宗像義忠 | 478(+2) | 2.15.7 | 1 1/4 | 59.5 | 13 | 38.6 | ③③③② | ||
16 | 8 | 17 | 牝5 | 56.0 | 和田竜二 | 栗 五十嵐忠 | 494(+8) | B | 2.15.8 | 1/2 | 12.9 | 7 | 38.8 | ③③③② | |
17 | 4 | 8 | 牝4 | 56.0 | R.ムーア | 栗 池添学 | 450(+2) | 2.17.3 | 9 | 16.2 | 9 | 39.3 | ⑪⑫⑭⑱ | ||
18 | 3 | 5 | 牝3 | 54.0 | S.フォー | J.ハリン | 496(--) | 2.17.7 | 2 1/2 | 13.9 | 8 | 40.7 | ②②②② |
ラップタイム | 12.6 - 10.9 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 12.2 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.5 - 35.3 - 47.9 - 60.3 |
後半 | 60.4 - 48.2 - 36.4 - 24.5 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 18 | 810円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 18 | 330円 | 4番人気 |
13 | 370円 | 6番人気 | |
15 | 1,160円 | 13番人気 | |
枠連 | 7-8 | 1,410円 | 7番人気 |
馬連 | 13-18 | 1,920円 | 13番人気 |
15-18 | 15,500円 | 70番人気 |
ワイド | 13-18 | 1,570円 | 16番人気 |
---|---|---|---|
15-18 | 9,180円 | 78番人気 | |
13-15 | 8,380円 | 72番人気 | |
馬単 | 18-13 | 3,520円 | 24番人気 |
18-15 | 23,140円 | 127番人気 | |
3連複 | 13-15-18 | 90,210円 | 231番人気 |
3連単 | 18-13-15 | 206,260円 | 1,138番人気 |
18-15-13 | 289,250円 | 1,391番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年のエリザベス女王杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間、雨量計にあがる降雨はなし。土曜日も天気に恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。9R・岸和田S(3勝クラス・芝内回り2000m)は9頭立て(10頭立てから1頭取消)の少頭数ながらも、昨年より1秒3速い1分59秒8での決着となっている。
さらに、メインのデイリー杯2歳S(2歳G2・芝外回り1600m)の勝ち時計は、昨年を1秒9上回る1分33秒2。高速決着が頻発した一昨年ほどではないにせよ、まずまず時計の出やすいセッティングだったようだ。
土曜日施行の芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は5、6、1、1、1番手。字面だけで見ると、中団より前に位置した馬が有利の状況となっている。だが、展開負けの後方待機勢を除けば、全体的に脚質の有利不利は少なかったようにも思えた。
実際、上がり3ハロン最速馬は【3.1.0.1】の好成績。加えて、隊列の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは内から中~外めへ上手にスイッチした馬の上位入線が増えてきている。そのことは頭に入れておいたほうがいい。
枠順は中~外が優勢。フルゲート割れのレースばかりながら、勝ち馬はすべて4枠より外という、極端な結果が出ている。どちらかと言えば、内めを走った小さめの馬番が幅を利かせていた、これまでとは様子が変わりつつある印象。気に留めておきたい傾向である。
日曜日の天気はぐずつき模様。予報(13日6時の時点)通りなら、パラつく程度では収まりそうにない感じではある。内柵沿いの傷みが進んでいることを加味すれば、少なくとも内絶対有利のコンディションは望めそうにない。従って、包まれない位置からスムーズに進出できそうな馬を上手に狙いたいところだ。
枠順については判断するに悩ましいが、馬場の中央付近の伸びが増しつつあるという状況を踏まえると、引き続き真ん中より外めの枠が優位に働くことも考えられる。それゆえ、5~8枠に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統的には、阪神芝2200mで開催された過去2年のエリザベス女王杯の1~3着馬を父系別で大きく分けると、ロベルト、ディープインパクト、ステイゴールドの3パターン。リピーターが出やすいコース条件であることを鑑みれば、今年も該当する馬には要注目だろう。
また、阪神実績も重要なポイント。過去2年の1~3着馬6頭は、阪神芝の上級条件(3勝クラスより上)での1着歴または阪神芝の重賞で連対(2着以内)経験があった点で共通する。血統面とセットで押さえておきたい傾向だ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑭アカイイト、⑰ウインマイティー、⑱ジェラルディーナ。よって当欄では、この3頭を狙いどころとして推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 久保木正則(日刊競馬) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるエリザベス女王杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①クリノプレミアム【C】
美浦南W単走。四肢のさばきは素軽く、重心も低い位置を維持していたが、鞍上の追い出しに対する反応が薄く、頭も上がり気味。そのせいか、ラストの切れ味はひと息だった。いつもはもっと動きに柔らかさがあり、伸びやかに走る馬。今回は期待よりも不安のほうが先立つ。
②ローザノワール【C】
栗東坂路単走。ステッキを入れられながらも、混雑するなか、真っすぐ集中して駆け登った点は評価できる。その一方、最後まで手前は右のまま。頭の高さが目につくのも気になるところ。この馬なりに順調なのかもしれないが、走法的に今回の舞台で好走するには、展開や馬場など何らかの恩恵が欲しい。
③ピンハイ【B】
栗東坂路単走。迫力不足のようにも映るが、そもそも小柄な牝馬。感触を確かめる程度の内容を思えば、それほど気にする必要はない。春先に比べれば折り合い面が向上しているし、完歩もそれなりに広い。左右のバランスが良く、体も柔らかく使えている。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。
④デアリングタクト【B】
栗東坂路単走。脚元の動きは力強く回転も鋭い。一方で、秋華賞当時の走りに比べると、首と四肢のさばきに少し硬さを感じるし、鞍上の促しに対する反応が若干遅いような気も。とはいえ、ラストの一番苦しいところで、馬自らギアを上げて脚を伸ばす負けん気の強さは評価できる。それなりに動ける態勢とみたい。
⑤マジカルラグーン【B】
阪神ダ単走。筋肉質で馬体にボリュームがあるせいか、前肢のさばきは若干硬め。しかしながら、ストライドが狭いというわけではなく、手前替えも上手。欧州馬にありがちな重苦しさも感じない。力強い脚どりで駆け抜けるさまはなかなかのもの。このひと追いで気合が乗ってくれば、怖い存在になるかもしれない。
⑥ホウオウエミーズ【C】
美浦南W併走。首の動きが硬く、頭の位置も高めだが、落ち着いて運べているし、手前もスムーズに変換できている。その一方、右手前と比べて左手前の完歩が若干狭く映るのは気がかり。左手前を多用しなければならない右回りの阪神で、この走りを活かすためには、他馬が切れを削がれる馬場の出現が不可欠のように思える。
⑦イズジョーノキセキ【B】
栗東坂路単走。しまいで軽く仕掛ける程度の強過ぎず、緩過ぎずといった感じの内容。やや四肢のさばきは硬く映るものの、折り合いがついてタメをしっかり作れている点は好印象。促しに対する反応や、手前変換後の加速も悪くなかった。いい状態をキープしている。
⑧アンドヴァラナウト【B】
栗東坂路単走。軽めの内容ながら、前を行く馬を目標にしてキビキビと登坂。頭の位置こそ高く映るものの、それはいつものこと。脚元の動きは力強く、この馬とすれば手前替えもスムーズ。鞍上の促しに対する反応も悪くなく、それなりに上積みを見込めそう。侮れない存在だ。
⑨ウインキートス【B】
美浦南P併走。走りやすいポリトラックで、障害未勝利(平地1勝)馬に先着は当然にしても、スピード感は抜群。手ごたえと反応もいい。ただ、気合乗りが良過ぎて制御は大変そう。このあとのケアや輸送が上手くいくかどうか。当日の気配をしっかりチェックしたい1頭ではある。
⑩スタニングローズ【B】
栗東坂路単走。軽めの調整。前肢が開き気味に映るが、それはいつも同じ。折り合いに無理がなく、鞍上の軽い促しに対する反応も悪くない。手前を替えてからの走りは前回のほうが良かったような気もするが、大きく減点するほどでもない。及第点の仕上がりだろう。
⑪ナミュール【B】
栗東坂路単走。手前変換時に体がラチ寄りへ流れたことや、その後の顔をやや右に向けながらの走りは減点材料。ただ、いい意味での荒々しさがあり、フットワークの弾力性も高い。ラストの反応と伸びも良く、久々2着好走の反動はなさそう。良い意味での平行線だろう。
⑫ルビーカサブランカ【B】
栗東CW併走。ソダシの先導役を務め、直線ではムチまで入れて競り合うも、相手は攻め駆けするうえに主戦騎手騎乗。劣勢のゴールとなるのは致し方ない。この馬なりに機敏に動けていたし、前後のバランスも悪くなかった。少し重さを感じた1週前よりも、走り自体は素軽くなった印象を受ける。現状の力を出せる仕上がりとみたい。
⑬ウインマリリン【A】
栗東CW単走。舌を出しているが、そのぶん力みが抜けて体を柔らかく使えている印象。フットワークに弾力性があり、四肢の可動域も広い。手前変換が丁寧なことや、促されてから重心の沈みが深くなる点も好感。元来調教映えする馬ということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。高く評価したい。
⑭アカイイト【B】
栗東坂路単走。若干ハミにモタれており、手前も替えず。とはいえ、四肢のさばきは力強く回転力も十分。低い姿勢を保ち、前肢と後肢のバランスも悪くない。2ハロン目から12秒台を刻みながら、ラストをある程度のところでまとめていた点も好感。この馬なりに順調と捉えてもいいではないか。
⑮ライラック【B】
美浦坂路単走。前肢が時折開き気味になるが、この馬にはよくあること。過度に気にしなくてもいい。四肢のさばきは非常に素軽く、手前の切り替えもスムーズ。しまいの反応も良く、相応の動きは見せている。ただ、前走は似たような様子で10着敗退。G1で上位進出するためには、何か工夫が必要になりそうだ。
⑯テルツェット【C】
美浦南W併走。長めからしまいを伸ばす内容。コーナーの走りは良く、手前替えもスムーズ。脚どりもしっかりしている。ただ、少し行きたがる面が出ており、いつもほどタメを作れていない印象。1週前と比べれば反応自体は良くなったのだが……。実績のない2200m戦、それもG1に臨むことを思うと、評価は上げづらい。
⑰ウインマイティー【B】
栗東P単走。頭の位置こそ気持ち高く映るが、四肢のさばきは力強く集中力も十分。ポリトラックとはいえ、しっかり馬場を掴んで走れているし、前後の連動性も高い。もう少し四肢の可動域が広がれば文句なしだが、全体的に見ればバランスのいい走り。気分を損ねず運ぶことができれば、ここでも台頭の余地はある。
⑱ジェラルディーナ【A】
栗東CW併走。気持ち頭は高いが、それはいつものこと。直線で一旦前に出た僚馬に慌てることなく取りつき、促されるとギアを上げて前に出た。トビが高く完歩の広い走りは見映えが良く、ひと頃の気難しさも出ていない。同じ前受けの形でも、近2走の最終追い切りに比べると、今回のほうがかなり良く見える。好気配。
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◆アカイイト・中竹師「去年のように馬体が締まって見える。同じような形になれば」
◆アンドヴァラナウト・池添学師「前走は強い相手でもいい競馬。今まで走ったことがない距離がどうかだが、今の充実度ならこなしてくれるのでは」
◆イズジョーノキセキ・石坂師「阪神は得意でいい勝負ができる舞台だと思う。必ず勝ちに行きます」
◆ウインマリリン・大村助手「年を重ねて幅と迫力が出てきました。気負いもなく、落ち着きがあります」
◆クリノプレミアム・伊藤伸師「大人になって、落ち着きが出てきた。距離が延びるので、今回も折り合いが鍵」
◆ジェラルディーナ・斉藤崇師「前走はいい勝ち方だった。舞台設定は向くと思っており、いい走りをしてほしい」
◆スタニングローズ・高野師「身体能力が相当高く、人の言うことを聞けるところが長所。相手は強いが、いい結果を出せると思っている」
◆デアリングタクト・杉山晴師「この舞台は宝塚記念で頑張って走ってくれており、条件はいいイメージ。牝馬限定戦なら勝負になる」
◆テルツェット・和田郎師「去年よりも状態はいい。課題のスタートを決めて、いい位置で脚をためられれば。緩い馬場はこなせると思う」
◆ナミュール・高野師「馬体のケアが必要だが、秋華賞を使って身体能力が上がった。レースは横山武騎手を信じます」
◆ホウオウエミーズ・池上師「前走はスローペースでうまく脚がたまった。距離は長いけど状態面は文句なし。雨が降ってほしいね」
◆マジカルラグーン・ハリントン助手「フレッシュでいい状態です。今朝はレースで着用予定のメンコを着けて、いい動きでした。馬体もとてもいいです」
◆ライラック・相沢師「前走はスタートを出たが、不完全燃焼だった。流れに乗れれば。距離は問題ない」
◆ルビーカサブランカ・須貝師「2000~2200メートルが合っていると思う。展開次第なところはあるが、しまいはしっかりくるからね」
◆ローザノワール・西園翔師「マイルよりもこの距離の方が自分の形が作りやすいかなと思います。状態の良さを生かしてほしいです」
2012年以降(2019年以前は京都で施行)の3着以内馬延べ30頭の馬齢をみると、3歳から6歳の範囲。ただし、5~6歳の好走(3着以内)は、前年のエリザベス女王杯で5着以内またはタイム差0秒4以内と善戦・好走していた馬のみ。3歳の複勝圏入りは、前走が3着以内もしくはタイム差0秒5以内だった馬に限られる。その点には注意を払いたい。
(減点対象馬)
①クリノプレミアム ②ローザノワール ④デアリングタクト ⑤マジカルラグーン ⑥ホウオウエミーズ ⑨ウインキートス ⑫ルビーカサブランカ ⑬ウインマリリン ⑮ライラック ⑯テルツェット ⑰ウインマイティー
2012年以降の所属別成績は、栗東【8.8.10.98】、美浦【2.2.0.45】。前者が優位の状況にある。なお、後者の3着以内延べ4頭は、関西圏のG1で5着以内の経験または関西圏の重賞にて連対(2着以内)歴を持っていた点で共通する。この条件を満たす関東馬には相応の評価をするべきかもしれない。
(減点対象馬)
①クリノプレミアム ⑥ホウオウエミーズ ⑨ウインキートス ⑮ライラック ⑯テルツェット
2012年以降の3着以内馬延べ30頭の前走クラス(レース格)を確認すると、G1、G2、G3、1000万下(現2勝クラス)の4パターン。OP特別や3勝クラス(旧1600万下)からの臨戦馬は、ことごとく複勝圏外に敗れている。
(減点対象馬)
③ピンハイ ⑥ホウオウエミーズ
2012年以降の1~3着馬延べ30頭の前走着順を検証すると、いずれも7着以内だった。前走で8着以下に敗れていた馬の深追いは避けたいところだ。
(減点対象馬)
①クリノプレミアム ②ローザノワール ⑭アカイイト ⑮ライラック
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1着アカイイト(13位、10番人気)と2着ステラリア(15位、7番人気)で決まった昨年は正直お手上げだった。しかし、U指数的にこれはかなりのレアケースになる。例年はU指数上位(目安は5位以内)の古馬と、指数は低いながらも上位人気(目安は5番人気以内)に支持されている3歳馬を中心に馬券を組み立てればOKというレースなので、昨年のようなことがないことを願いつつ、通常のアプローチで攻略に臨みたい。
軸に最も向きそうなのは、トップ評価の④デアリングタクト(99.3)。前走のオールカマーではこの馬本来の姿が見られなかったが、2走前の宝塚記念で3着に入っているように、能力が抜けていることは疑いようがない。牝馬同士ならば無様なレースはできないだろう。
世界的名手を鞍上に迎えた2位⑱ジェラルディーナ(99.0)、3位⑧アンドヴァラナウト(97.7)も当然有力。もともと備わっている馬の能力にジョッキーのパワーが加わり、しっかり上位争いに食い込んでくると予想する。
3歳馬からは4位⑪ナミュール(97.6)を指名。古馬初対戦の3歳馬でこれだけ高い指数をマークするのは並大抵のことではない。3歳馬有利と評価するのであれば、この馬を中心に据えるのもひとつの手だ。
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今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、20・21年に続いてエリザベス女王杯は阪神芝2200m・内に舞台を移して施行される。なお、昨年はキズナ産駒の10番人気アカイイトが勝利するほか、2着にも同産駒の7番人気ステラリアが入線。2年前にはディープインパクト産駒のサラキアとラヴズオンリーユーで2・3着となっていたが、2年連続でディープインパクト直系かつ同種牡馬の産駒が揃って3着以内に好走する結果となった。
また、昨年は1着アカイイト(母の父シンボリクリスエス)、3着クラヴェル(父エピファネイア)とシンボリクリスエスの血を引く馬の1・3着であったことも念頭に置くべきだろう。19・20年と別場所で2連覇を達成したラッキーライラックとの共通点を挙げるとすれば、シンボリクリスエスが持つSeattle Slewの血脈はポイントになりそうだ。
アカイイトは、父キズナ×母ウアジェト(母の父シンボリクリスエス)。昨年は重賞未勝利、G1初出走の立場ながら、大外を豪快に立ち回る強気な競馬で後続に2馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露。もとより阪神競馬場では末脚が際立っており、G1の厳しいペースで持ち味が活きる結果になったことも奏功したのだろう。今年は少し順調さを欠き、昨年ほどの勢いこそないものの、産駒初出走で1・2着となった種牡馬適性は軽視できない。
イズジョーノキセキは、父エピファネイア×母キングダンサー(母の父キングカメハメハ)。「父エピファネイア×母の父キングカメハメハ」という配合は、昨年の3着馬クラヴェルと共通するが、本馬自身も同馬とタイム差のない5着で入線している。その昨年は勝負所でブレーキをかける不利があり、スムーズに運べていれば更に上の着順で入線していても不思議ではなかった。前走、12番人気での重賞勝ちがフロック視されるようなら要注意。
デアリングタクトは、父エピファネイア×母デアリングバード(母の父キングカメハメハ)。上記イズジョーノキセキとは父と母の父が共通する配合で、同馬との違いは母系でもサンデーサイレンスの血脈を持つことだろう。故障で1年以上の長期休養を強いられることになったが、復帰後にはG1でも上位争いを繰り広げ、今回と同じコースで行われた2走前の宝塚記念では3着。JRA史上初となる無敗で牝馬三冠を達成した馬の完全復活が待たれる。
編集部(以下、編) 先週はG1が組まれていませんでしたが、今週からシリーズが再開。秋の後半戦に突入します。
新良(以下、新) 有馬記念、ホープフルSまで盛り上がりは加速していきますからね。予想もしっかり当てていきたいです。
編 よろしくお願いします。今週のメインはエリザベス女王杯です。注目している乗り替わりはありますか?
新 松岡正海騎手からレーン騎手に乗り替わる⑬ウインマリリンを狙っています。
編 なかなか渋いところを突いてきましたね。ウインの馬にレーン騎手というのは、あまり見ない気がします。
新 まさにその通り。非常に珍しいです。このレースを攻略するにあたっては、G1に常に主役級の馬を送り込んでくるノーザンファーム陣営の、騎手の起用状況を分析していくことが重要だと考えています。
編 そうなんですね。詳しくお聞かせください。
新 今週からムーア騎手とレーン騎手が来日し、短期免許の外国人騎手が5人になりました。ノーザンファーム陣営としては、実績上位のこの2人に加え、C.デムーロ騎手あたりに有力馬を回したいところでしょう。
編 これまでも、徹底した外国人騎手起用でビッグレースを勝ってきましたしね。
新 ただ今回は、秋華賞の1、2着馬こそ日本人騎手の継続騎乗ですが、古馬では目玉的な存在がいないからか、そのなかでも最も評価の高いアンドヴァラナウトにムーア騎手が騎乗するのにとどまりました。
編 主戦の福永祐一騎手が交替させられて、強引にムーア騎手を乗せてきた印象があります。
新 そうなんです。その結果、福永騎手は騎乗馬ナシになってしまいました。そうでもしないと、ムーア騎手に良い馬を手配できなかったということなんでしょう。
編 これが今のノーザンファームの台所事情なわけですね。
新 はい。牝馬が手薄なのは否めません。だから、レーン騎手だけでなく、川田将雅騎手もルメール騎手も、非ノーザンの馬に騎乗することになりました。この構図、なにか思い当たりませんか?
編 あ! 春のクラシックの牝馬二冠がまさにそんなような……。
新 ご名答です。桜花賞もオークスも、非ノーザンのスターズオンアースに騎乗した川田騎手とルメール騎手が勝ちました。このエリザベス女王杯も、それと同じようなことが起こる可能性が高いと考えるべきでしょう。
編 なるほど。それでレーン騎手に注目したと。
新 そういうことです。レーン騎手の身元引受人である手塚厩舎の所属馬ということもあると思いますが、それを踏まえてもウインの馬に短期免許の外国人騎手が乗るのは異例。レーン騎手がウインの馬に騎乗した例は過去に一度しかありませんからね。
編 ノーザンファームの馬が手薄なぶん、非ノーザンのこの馬にもチャンスがあるということを示しているんですね。
新 レーン騎手は2019年にリスグラシューでこのレースを制し、今年の宝塚記念ではヒシイグアスを2着に導いているように、阪神芝2200mコースはしっかり乗りこなせています。不安はまったくありません。
編 となると、あとは馬がどこまで頑張れるかですね。
新 ウインマリリンは一昨年にこのレースで4着に入っていますので、適性面に問題はないでしょう。昨年は3番人気で16着に大敗してしまいましたが、調整の失敗という明らかな敗因がありますので、度外視していいと思います。
編 今年は順調に調整できていそうでしょうか?
新 ここにきて馬体重が連続で増えていて、充実している印象を受けますし、札幌記念3着からというゆったりしたローテーションにも好感が持てます。万全の状態で出走できると考えていいでしょう。
編 ジャックドール、パンサラッサにはやられましたが、ソダシには先着しましたからね。牝馬では能力上位と考えて良さそうです。
新 一流の牡馬とのスパーリング経験がここで活きるはずです。最強の助っ人が手綱をとりますので、軽く扱わないほうがいいでしょう。早め抜け出しから後続を完封する競馬に期待したいと思います。
秋の最強牝馬決定戦。牝馬三冠路線を戦ってきた3歳世代と、中距離に実績を残す古馬牝馬が鎬を削る。クィーンスプマンテとテイエムプリキュア、大逃げを打った伏兵2頭の「行った行った」で決まり、単勝1.6倍の二冠牝馬ブエナビスタが3着に敗れた第34回(2009年)は伝説として語り継がれる。第35回(2010年)は、同年の英オークス、愛オークスを勝ったスノーフェアリー/Snow Fairyが来日し、次元の違う脚力を披露して圧勝。翌年の第36回(2011年)も再び鬼脚を繰り出して2連覇を果たし、日本の競馬界を震撼させた。第26回(2001年)は1~3着馬の着差がハナ、ハナの大激戦。その接戦を勝ったのはドバイワールドカップ2着以来、7カ月半ぶりの出走となったトゥザヴィクトリー。熱狂的なファンが多かった同馬のG1初制覇に、京都競馬場が沸いた。
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