【函館記念】札幌巧者!サクラオリオンに◎2009年7月26日(日) 05:06
《本紙の狙い》◎は札幌で【1・1・1・0】の実績を持つサクラオリオン。前哨戦の巴賞はゴール前伸びて3着だったが、今回に期待を持たせる好内容。芝での追い切りもシャープな動きを見せて状態面に不安はない。重、不良は中京記念Vなど3回走って3連対と歓迎のクチ。ハンデも56キロなら堂々と主役を張れる。
対抗は巴賞勝ちのマンハッタンスカイ。安定味に欠ける面はあるが、自分の形に持ち込むとしぶとさを最大限に発揮する。スタミナ比べなら再度出番がある。
一発があるなら▲メイショウレガーロ。道中の折り合いがポイントになるが、前走でもかわされてからも簡単にバテない面を見せた。楽にハナでも叶えば大駆けの可能性を秘めている。
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中京記念勝ちなど平坦中距離には強さを見せる(16)サクラオリオンはダートで終いを伸ばした。力強いフットワークで6ハロン88秒2、3ハロン42秒4-13秒3。騎乗した大久保調教助手は「変わりなく順調ですね。巴賞から距離が200メートル延びるのはプラスだし、道悪もうまいので雨が降っても大丈夫でしょう」と週末の雨予報にも動じた様子はなかった。
巴賞勝ちの(4)マンハッタンスカイは函館から移動。西谷調教助手は「力の要る洋芝が合いますね。中1週だからそれほど強い調教も必要ないし、前々でこの馬のしぶとさを生かせれば楽しみです」と昨秋の福島記念以来の重賞2勝目を狙っている。
木曜に函館から移動してきた(12)メイショウレガーロはダートでラスト1ハロン12秒8。馬場入り前や、角馬場でうるさい姿を見せていたが、小島太調教師は「これでストレス発散になった」と満足そう。「中1週としては調整はうまくいったし、今回は走りごろ。巴賞(5着)のメンバーなら逆転はあるよ」と遅咲きの馬の本格化気配を感じ取っているようだった。
昨年の桜花賞馬(1)レジネッタはダートで軽めのキャンター。落ち着きがあって好気配だった。浅見助手は「順調です」と馬の状態には文句ないが、最内の1番枠に「この馬はいつも極端な枠ばかり。しようがないことだけど、内が荒れてきているので、その辺りがどうか。何とか秋のGI(エリザベス女王杯)に出られるように賞金を加算しておきたい」と荒れ始めた馬場を気にしていた。
菊花賞5着以来となる(3)マイネルチャールズは札幌のダートをキャンターで周回。若干テンションが高めで、騎乗した津村騎手(レースは松岡騎手)が必死になだめながらの最終調整だった。津村騎手は「少しでも放すとぶっ飛んでいきそう。馬群に入れて我慢してくれればいいけど」と少し心配そう。ただ休み明けでもそれだけ元気があるということ。白倉厩務員は「心身ともにたくましくなっています。雨で時計がかかれば、昨年の札幌記念のような高速決着にもならないでしょう。馬体は470キロちょっとで出せます」と笑顔で話していた。
巴賞では逃げて2着に粘った(11)ドリームサンデーはダートで終いを伸ばす調整。5ハロン73秒2、3ハロン42秒3-13秒3で軽快な脚を見せた。大久保調教助手は「ウチの厩舎のいつもの直前の調整の仕方。追い切り後も変わりなくいい感じです」と好調キープを強調した。ただ、コンゴウリキシオーが回避してハナを切る可能性が高くなったことについては、「重賞だから、そんなに簡単にいきませんよ」と慎重だった。
昨年の宝塚記念3着など、実績的には一枚上の(15)インティライミも土曜に函館から札幌入りした。堀調教助手は「調教の動きが良かったし、状態はいいですね。ここ2戦は力を出し切っていない感じだし、改めて期待しています」と復活を願っていた。
この日札幌の馬場に入ったのは他に(8)キングトップガン。軽いキャンターでの調整だった。野田助手は「昨年の函館記念の直前に骨折。それまでが良かっただけに、その頃と比べるとまだハリが戻っていない感じですね」と休み明けを気にしていた。 |
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【AJCC】メイショウレガーロ本格化2009年1月21日(水) 05:05
前走のグレイトフルSを快勝、晴れてオープン入りを果たしたメイショウレガーロ。全休明けの火曜日は坂路→ウッドコースでキャンター調整を行った。5歳を迎えて心身ともに成長し、本格化が近づいている印象だ。「前走はスムーズな競馬で勝ってくれた。とにかく今は凄く具合がいい。ここに入ってどれぐらい通用するのか楽しみにしているんだ」と小島良調教助手の期待は大きい。
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