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関屋記念2着など重賞で上位争いを続ける(10)
セイクリッドバレーは、角馬場で体をほぐしてAコースを軽めのキャンター。落ち着きがあって、暑い新潟を使った反動は見受けられない。和田調教助手は「いつものパターンの調整ですが、変わりなくいい状態です。以前よりもカイ食いが良くなっているし、馬体も前走と同じぐらいで出られると思いますよ」とデキには自信。問題は開幕週の前残り馬場だが、「終いの脚は確実ですから、この馬の持ち味が生きる展開になって欲しいと思いますけど、乗り慣れている松岡騎手だから大丈夫だと思います」と、重賞初Vを楽しみにしていた。
昨年、同舞台の
NZTを勝っている(6)
サンカルロは坂路を意欲的に3本駆け上がった。3本目に4ハロン67秒7をマークしたが、柔らかいフットワークで、久々でも雰囲気は上々だ。「ひと息入ったけど仕上がりは悪くないですね。馬体も重め感はないし、気持ちも入ってきています。57キロならハンデも問題ないでしょう」と神原調教厩務員。
骨折休養明けの長岡Sを勝った(7)
ファイアーフロートは角馬場のキャンターだけで切り上げた。テンションが上がらないようにとの調整だが、落ち着きのある姿には好感が持てる。八月朔日調教助手は「休み明けを使われて体つきが良くなってきました。思ったよりも回復が早くて、具合は間違いなくいいです。前走は新潟に滞在だったけど、今回は輸送があるので、それさえ
クリアできれば」と、上積みと状態の良さで重賞獲りを狙っていた。
UHB杯4着以来となる(1)
フライングアップルは、このレースに出走する(2)
ピサノパテック、(4)
ファストロックとともに坂路へ。藤沢和厩舎らしくラストを伸ばして4ハロン56秒7-41秒7-14秒0でフィニッシュした。大江原調教助手は「
キーンランドC除外のぶん乗り込めて、いい状態になっています。前走は3コーナーで挟まれる不利があって不完全燃焼。そのぶん、ここで頑張って欲しい」と笑顔を見せていた。
【3・2・2・0】の中山巧者(9)
キョウエイストームはWで4ハロン56秒1-39秒6-13秒3を馬なりでマーク。弾けるような走りで、デキの良さは一目瞭然だった。中川調教師は「夏場が弱いタイプだったので間隔を開けた。これで気が入ってくると思います。器用なタイプだから中山が得意だし、好位で競馬ができれば面白い」と、実績馬たち相手にも臆する様子はなかった。
関屋記念では上がり32秒4の脚を使ったが7着に敗れた(5)
ムラマサノヨートーは、坂路4ハロン65秒4-48秒8-15秒8。中間も坂路で好調教を消化していたが、最終調整も軽快な脚取りで好気配だ。牧調教師は「引き続き好調ですね。馬体もちょうどいい感じに仕上がっているし、(5)番の枠も良かったと思います。中山のマイル戦でも勝った実績があるし、今の状態なら楽しみです」と自信を見せていた。