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大波乱の決着となったGIヴィクトリアマイル。その立役者となったのは、大逃げを打って3着に粘り込んだ最低人気(18番人気=単勝291.8倍)のミナレット(美浦・大和田成厩舎、牝5歳)だ。
3連単としては、GIどころか重賞での史上最高配当となった2070万5810円の配当は、JRAの歴代でも2位となる高額配当。これより配当が高かった唯一のレースが2012年8月4日の2歳新馬戦なのだが、このレースを14番人気で勝ったのが他ならぬミナレットだった。歴代1、2位の大波乱にどちらも“貢献”したことになる。
しかも、この新馬戦は2着が同着で、もう1通りの配当が1491万6520円。こちらも歴代6位に該当する。高額配当ベスト10に3通りも名を連ねるミナレット。今回のヴィクトリアマイルでは、“穴男”として不動の地位を築いている江田照男騎手だった。
「注文通りハナへ。ノーマークで楽に行けたのがよかったかな。坂の上まで我慢できていたでしょ。頑張ってくれたよ」
惜しくも3着に敗れたものの、自身も1分32秒2の好タイムで走っており、穴男の真骨頂を発揮した江田照騎手はパートナーの頑張りを称えていた。
★17日東京11R「ヴィクトリアマイル」の着順&払戻金はこちら
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