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4月2日の中山8R・山吹賞(3歳1勝クラス、芝・外2200メートル)は、1番人気で横山武史騎手とコンビを組んだドゥレッツァ(牡、美浦・尾関知人厩舎)が4番手追走から勝負どころで進出して差し切り、セントポーリア賞の出走取消を挟んで連勝を飾った。タイムは2分16秒3(良)。
1馬身差の2着は逃げ粘ったフロムナウオン(4番人気)。さらにクビ差の3着には道中最後方から勝ち馬とともに進出したアームブランシュ(2番人気)が入った。
フロムナウオンが先手を取って、マイペースに持ち込む。エッグスラットが2番手につけ、ペリプルスが3番手。さらにドゥレッツァ、ダッチアイリス、アームブランシュの順で6頭は淡々とペースを刻んだ。レースが動いたのは最終コーナーの手前。後方からドゥレッツァとアームブランシュが追い上げて、4コーナーでは2番手まで並びかける勢いで直線に向かう。フロムナウオンが逃げ込みを図る中、差し脚を伸ばしたのがドゥレッツァ。アームブランシュを引き離し、フロムナウオンをきっちりと差し切って2勝目をマークした。
◆横山武史騎手(1着 ドゥレッツァ)「スタート直後に躓いて落馬寸前でしたが、馬自身がうまく態勢を整えてくれました。4角の反応は思っていた以上で、着差以上に強い勝ち方だったと思います。いい意味で調教と違って、いい瞬発力がありました」
ドゥレッツァは、父ドゥラメンテ、母モアザンセイクリッド、母の父More Than Readyという血統。通算成績は3戦2勝となった。
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