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断然人気のサートゥルナーリアは、2戦ともワンターンの外回り。コーナー4つの中山で全幅の信頼は置けない。機動力No.1のコスモカレンドゥラが大仕事をやってのける。
前走・黄菊賞は4角先頭の積極策ながら、上がり3Fも最速の35秒0で2馬身半差V。「状態は良かったのですが、正直なところ1F延長はどうかと思っていた。それだけに、いい意味で期待を裏切ってくれましたね」と、田中博調教師も驚くパフォーマンスだった。
京都内回り2000メートルでの強い競馬は、同じ内回り2000メートルの中山にリンクするはず。「タフだから上がりのかかるコースのほうがいいし、直線の坂もプラス」と指揮官。2走ぶりにコンビを組む戸崎騎手も「前向きさがあり完成度が高い」と好感触を得ている。
25日はWコースで併せた古馬準OPに半馬身先着。ここへきて明らかに反応の鋭さが変わってきた。「いい動きだったし、息づかいも抜群。5戦目で一番仕上がっています」とピークのデキを強調。ジョッキー時代に09年エリザベス女王杯を11番人気クィーンスプマンテで制した新星トレーナーが、GI初挑戦Vの離れ業をやってのける。
“究極の3連単”はコスモを1着に固定。メンバー中唯一の重賞ウイナーで小回り経験も豊富なニシノデイジーを2、3着に据えた12点勝負だ。
(夕刊フジ)
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