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4日、フランス・ロンシャン競馬場で行われた第94回凱旋門賞(GI、芝2400メートル、1着賞金285万7000ユーロ=約3億8387万円、17頭立て)は、ランフランコ・デットーリ騎手騎乗の3番人気ゴールデンホーン(イギリス=ジョン・ゴスデン厩舎、牡3歳)が2馬身差をつけて優勝。5番人気のフリントシャー(牡5歳)が昨年に続いて2着に入り、クビ差3着が2番人気のニューベイ(牡3歳)。3連覇を目指して圧倒的人気を集めていたトレヴ(牝5歳)は、ニューベイとハナ差の4着に終わっている。勝ちタイムは2分27秒23(良)。
改装前のロンシャン競馬場を先頭で駆け抜けたのは、世界の注目を集めた名牝ではなかった。史上初の3連覇を目指したトレヴの夢を打ち砕いたのは、千両役者・デットーリが操った今年の英国ダービー馬ゴールデンホーン。積極的な競馬から最後まで力強い伸びを見せつけ、後続の追撃を完封した。5年前のワークフォース以来となる、3歳牡馬のV。新たなチャンピオンが誕生した。
レース序盤は、トレヴ陣営が用意したペースメーカーのシャハーが逃げる形。その外からゴールデンホーンがやや行きたがるような姿を見せたが、馬群からかなり離れた外を走らせて落ち着きを取り戻し、2番手におさまった。その後ろにファーブル厩舎のニューベイ、フリントシャーが3番手を併走。トレヴは中団のやや後ろで馬群の外を追走する。スローペースで大きな動きはないままフォルスストレート(偽りの直線)を過ぎて直線へ。トレヴが大外から進出して、場内は大いに沸いた。
しかし、2番手を追走したゴールデンホーンも鞍上のゴーサインに応えてグイグイと伸びる。早めにシャハーをかわして先頭に躍り出ると、食い下がるフリントシャー、ニューベイを振り切り、伸び脚が今ひとつのトレヴも差は詰められない。デットーリの豪快なアクションに最後まで応えたゴールデンホーンは長い直線を押し切り、94回目の凱旋門賞を制した。スタンド前に凱旋してきたデットーリは馬上で喜びを爆発させ、パートナーの能力をファンに強くアピール。13年ぶりの凱旋門賞制覇に酔いしれた。
勝ったゴールデンホーンは、父ケープクロス、母フレシェドール、母の父ドバイデスティネーションという血統のイギリス産馬。通算成績は8戦7勝で、GIは今年の英ダービー、エクリプスS、愛チャンピオンSに次いで4勝目。ゴスデン調教師は凱旋門賞初優勝。デットーリ騎手は1995年ラムタラ、01年サキー、02年マリエンバードに次ぐ4勝目で、史上7人目の最多タイ・凱旋門賞4勝ジョッキーとなった。
エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルといった2着馬など、数多くの日本馬が挑戦してきた凱旋門賞。その数々の名勝負が繰り広げられてきたロンシャン競馬場は、今年の開催を終えた後、改修工事に入る。来年の凱旋門賞はシャンティー競馬場での開催が有力。再来年には再び新装されたロンシャンに戻り、新たな歴史が紡がれていく。
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