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【東西現場記者走る】ブレス&プリモ、打倒ラッキー!

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 1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る『東西現場記者走る』。桜花賞は大阪サンスポの山口大輝記者(26)が、2歳女王ラッキーライラックを撃破できる馬を探す。3日目は、回避馬が出たおかげで抽選なしで出走が決まったトーセンブレスと、母が豪GI4勝馬という良血のディープインパクト産駒プリモシーンに注目。どちらの陣営も好感触で、美浦へ潜入取材を敢行したかいがあった。

 美浦で迎える追い切り日。気合を入れて寮を出ると、思わぬ光景に出ばなをくじかれた。なんと、辺り一面が霧に包まれて真っ白。調教スタンドからも、各馬の動きは全く見えない。

 せっかく来たのに“五里霧中”か…と肩を落としていると、モルトアレグロが鼻出血で回避との一報。これで抽選対象だった3頭が全て出走できることになった。3分の2の抽選を控えていた陣営は、一気に視界良好となった。

 その1頭が美浦のトーセンブレスだ。前走のフラワーCでは上がり最速(3ハロン34秒6)で2着を確保。前々走の阪神JF(4着)でもラッキーライラックとともに最速の上がり3ハロン33秒7と、末脚は一級品だ。

 加藤征調教師に声をかけようとすると「いやー、もう君に一生懸命話しても、無駄だということが分かったからね」とジャブを放たれてギクッ!! 前回の密着を担当したフェブラリーSで、指揮官からノンコノユメの好感触をつかんだが本命を打てず、見事に同馬がV。しっかりと予想をチェックされていたわけだ。

 とはいえ、トレーナーは笑顔。「前走は、ようやく(出走に)間に合ったという状態だった。比べれば雲泥の差」と上昇ムード。この日はWコースを馬なりで「息遣いもよくちょうどいい感じ。雰囲気はいいよ」と順調そのもののようだ。

 もう1頭気になっていたのが、良血のプリモシーンだ。前走のフェアリーSで重賞初V。2走前の未勝利戦も、後にクイーンCを勝つテトラドラクマとの叩き合いを制したように、かなりの実力の持ち主だ。

 追い切りは、霧が晴れだしたWコースで3頭併せ。内を回り、中の僚馬に1馬身、外に2馬身先着と状態は良さそうだ。この馬の武器を聞くと「勝負根性はありますね。いつもいい競馬をしてくれます」と木村調教師は手応えを感じている様子だ。

 取材を終えて栗東へ移動。東奔西走の1週間だが、的中への近道だと思えばつらくはない。後半は栗東から、打倒ラッキーライラックの可能性を探っていきたい。



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