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さあ、日本ダービーだ。本紙予想の加藤隆宏記者は〔8〕枠(18)番アンライバルドに揺るぎない◎だ。皐月賞で圧巻の強さを見せ、最終追い切りでは自己最速の時計をマークと本番に向け体調は万全。渋った馬場は、父ネオユニヴァースが03年ダービーを重馬場でV。2冠を確信し、馬単&3連単とも1着固定で勝負だ!
確定枠順へ
迷わず◎アンライバルドで勝負だ。今年の皐月賞馬は正真正銘の本物。牝馬のブエナビスタに続き、牡馬も強い2冠馬が誕生する。
皐月賞、ダービーともフルゲートは18頭だが、中山の内回り(1周約1700メートル)と広い東京(同2100メートル)と、コース形態はまるで違う。狭い皐月賞の方がレース運びは難しく、枠順や展開に左右されやすい。不確定要素が多く、勝つのは難しいのだが、アンライバルドは大外を回ってコースレコードにコンマ2秒差の好タイムで圧勝した。
力の違いでライバルをねじ伏せ、1冠をもぎっとった馬たちは、必然的に広いコースで堂々と攻められるダービーで好結果を残している。フルゲートが18頭になった92年以降、1番人気となった皐月賞勝ち馬は過去6頭出走して、5勝2着1回。連対率は100%で勝率は83.3%。2着に敗れたエアシャカールはアグネスフライトとハナ差の接戦だった。2冠馬となった5頭のうち、ゴール前流していたサムソン以外は、いずれもダービーで皐月賞を上回る着差をつけている。アンライバルドも血統やこれまでのレースぶりから、東京の2400メートルは望むところ。皐月賞以上に輝ける舞台がダービーなのだ。
最終追い切りでは6ハロン77秒5(栗東CWコース)の一番時計をマーク。体調は文句なしで、皐月賞を(16)番から勝っているので、大外(18)番もOKだ。馬場状態は微妙だが、良馬場発表でも芝の状態が悪かったスプリングSを快勝。渋った馬場は苦にしない。
じっくり構えてレースを進め、直線で自慢の決め手を発揮すれば、結果は自然とついてくる。アンライバルドが父ネオユニヴァース、半兄フサイチコンコルドに続くダービー制覇を果たし、世代最強の座に君臨する。
馬単は(18)(2)、(18)(16)本線に(18)(10)、(18)(11)、(18)(13)、(18)(17)。3連単は(18)1着固定18点を買う。(加藤隆宏)
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