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とにかく波乱の印象が強い牝馬限定のハンデ重賞。
直近4年はフルゲートも、今年は13頭とやや落ち着いた頭数に。最重量馬と最軽量馬には6キロの斤量差がある。このあたりが、どう影響してくるか。データは過去10年分を使用する。
逃げ馬の成績は【1-1-0-0-】。内訳は2013年アグネスワルツ10番人気2着、2021年シャムロックヒル10番人気1着。前者は55キロ、後者は50キロと、背負った斤量は違うが、軽斤量馬の前残りには注意を払いたい。
偶然でしかないのだろうけれど、マーメイドSは10番人気がよく走る。逃げて好走した2頭だけでなく、昨年の勝ち馬ウインマイティーも10番人気だった。複勝率の60%は最も高い数字。こうした重賞はほかにないのではないか。
阪神芝2000mは内回りコースを使用。スタンド前の直線からスタートし、1コーナーまでは325m。発走後すぐに上り坂があるので、前半のペースは上がりにくい。
向こう正面まで淡々と流れ、3コーナー手前から始まる下りを利用して、ラップが加速していく。外回りコースとの比較で、瞬発力より持続力に長けた末脚を求められる。
1000m通過ペースをみると、最も速い年でも59秒4と、極端に速すぎる感じはないが、61秒台に乗った年は1年のみだから、ペースが緩みすぎることもない。
軽斤量を前々で活かしたい馬が多く、騎手に意識が前掛かりになることも、ひとつの要因かもしれない。
一方、レース全体の後半3ハロン平均35秒1、上がり33秒台の脚を使って好走した馬が2頭しかいないので、消耗戦の度合いが強いのは明確。同型のレースで好走した馬には警戒が必要。
今年の逃げ馬に注目すると、前走逃げた馬はヒヅルジョウとハギノメーテルの2頭で、この2頭が揃って最軽量の50キロ。前走逃げた2頭を含め、13頭中9頭が前走初角5番以だから、先行志向の高い馬の割合が多い。
ヒヅルジョウはテンが抜けて速いわけではないものの、戦歴的にハナがほしく、3枠3番手かつ、松若騎手騎乗なら主張するはず。そこへ、外からハギノメーテルを筆頭に、前々で運びたい軽量馬が出てくれば、緩い流れになるとは考えにくい。
先行力のある馬のなかでも、速い流れで好走した経験のある馬を狙いたい。
◎ヒヅルジョウ。キャリア12戦中、ハナを切った4戦は【2-0-1-1】。前走の3勝クラスは、逃げて2番人気7着と、やや負けすぎの感はある。ただ、その敗戦のため、ここでの斤量50キロは大きい。
矢車賞3着時に、同斤量で0秒1差先着を許したビジンは今回53キロ。その矢車賞では、ハナを切り、早めに捲ってきた馬にプレスを受ける展開のなか、馬券内を確保した。二の脚は利くので、スタート五分から強引に主張すれば、重賞でも50キロなら期待感十分。
〇ウインマイティー。3年前のオークス3着馬で、秋華賞で他馬と接触後、精神面に不安を抱えていたが、昨年のマーメイドSは馬群を割る形での勝利。
その後、エリザベス女王杯こそ崩れたものの、牡馬混合重賞でも強敵相手に善戦しており、このメンバーに入ると能力的が一枚上の印象。斤量56キロなら許容範囲ではないか。
馬券は◎〇単複。◎と〇の馬連・ワイド。
(文・垣本大樹)
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