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1月5日の中山10R・ジュニアカップ(3歳オープン、リステッド、芝1600メートル、13頭立て)は、2番人気でミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだクルゼイロドスル(牡、栗東・高橋義忠厩舎)が大外枠から先手を取って後続を寄せ付けず完勝。うれしい2勝目をマークした。タイムは1分33秒7(良)。
4馬身差の2着は2番手から粘り込んだニシノライコウ(4番人気)。さらにハナ差の3着にはゴール前でじりじりと伸びたフルメタルボディー(5番人気)が入った。
レースはフルメタルボディーのゲート入りに時間がかかったが、各馬ほぼ五分のスタート。大外枠からクルゼイロドスルが先行し、ニシノライコウが2番手につけた。フルメタルボディーは好位のインからの競馬。さらにサトノヴィレ、ナイトオブバンドとともに、人気のノッキングポイントも好位集団を形成した。流れは落ち着き、勝負どころでもクルゼイロドスルの手応えは抜群。直線でも軽快に脚を伸ばして文句なしの逃走劇を決めた。
◆M・デムーロ騎手(1着 クルセイロドスル)「引っかかる馬で外枠を心配したけど、きょうはすごく落ち着いていた。ハナを切りたかったわけじゃなく、自分のリズムで走っていただけ。東京での競馬が強かったので、自信を持っていました。引っかかる馬だけど、きょうの感じをみたら2000メートルでも大丈夫かもしれません」
ジュニアCを制したクルゼイロドスルは、父ファインニードル、母スタリア、母の父アルカセットという血統。通算成績は4戦2勝となった。
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