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【所属】
東日本大震災による変則開催の影響が薄れた2012年以降の所属別成績は、美浦【4.6.5.78】、栗東【5.3.4.53】。連対・複勝率の面では大きな開きがない。その一方で、後者の好走は前走が1勝クラス(旧500万下)、または未勝利戦だった馬に限られる。関西馬をピックアップする際は、前走の使用クラスに注意したいところだ。
【キャリア】
2012年以降の3着以内馬のキャリアをみると、2戦から8戦の範囲で収まっている。ただし、キャリア2戦馬でも6着以下敗退歴がある馬の好走例は皆無。該当馬は割引が必要となる。
【前走着順】
前走の着順については、レースの格を問わず6着以内がひとつの目安。2012年以降の1~2着馬は、例外なくこの条件を満たしていた。また、着順に関係なく前走でダート使用馬の好走例はみられない。
【前走人気】
2012年以降の2着以内に入った全馬が、前走で単勝5番人気以内の支持を集めていた。前走の単勝人気順が6番手以降の低評価だった馬は、過信禁物と捉えるべきだろう。
【休養明け】
2012年以降、中9週以上の臨戦で2着連対圏に入った馬は2014年1着のサングレアル1頭のみ。同馬は新馬戦で勝利を収めていた。仕上がり早とされる牝馬同士の争いということもあってか、休み明けの場合はデビュー戦の勝ち負けが直結しやすい傾向にある。中9週以上の臨戦馬を狙う際は、デビュー戦の着順をしっかりチェックしておきたい。
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、①ウインアグライア、③ユーバーレーベン、⑧オヌール、⑩ララサンスフルの4頭。最上位には⑧オヌールを推す。2012年以降、キャリア4戦以下の2勝馬は5勝を含む7連対と活躍。前走で芝1800mの1勝クラス(旧500万下)を勝ち上がった栗東所属馬が【2.1.0.1】という好成績を収めていることも強調材料だ。
差のない2番手に③ユーバーレーベン。近9回、前走重賞組が未勝利の点は気になる反面、前走フラワーC3着馬は【0.1.1.0】と崩れていない。軽く扱うことはできないだろう。以下は、①ウインアグライア、⑩ララサンスフルの2頭横並びの評価としたい。
<注目馬>
オヌール ユーバーレーベン ウインアグライア ララサンスフル
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