12/1 中山3R
スズノニシキ【父ファスリエフ(ヌレイエフ(ノーザンダンサー)系)×母父アフリート(ミスプロ系)】
高橋裕厩舎【63位↑】津村明秀騎手【35位↑】
距離適性【1000-1400】芝【D】ダ【C】急坂【C】加速力【D】持続力【C】
土曜のファスリエフ産駒は中山と阪神で各1勝。共にダート戦だった。
この馬も芝向きではない。ローカルのダ1000あたりが得意な馬で非根幹距離専門。
高橋裕厩舎はノーザンダンサー系の馬を育てるのが上手い(サンデー系の馬の比率が極端に低い訳でもあるが)。
例えば、マイネルロブスト(ゼンノエルシド産駒)やコスモグレースフル(ラスカルスズカ産駒)は他の厩舎だったらここまで出世していない。
因みに、サンデー系の預託馬は33頭中7頭。全部父親が違う。
内訳は、ウインラディウス、ゴールドアリュール、デュランダル、シックスセンス、テイエムサンデー、アドマイヤジャパン、ロイヤルタッチ、ダイワレイダース(!)。ここまでくると凄いとしか言いようがない。
スタートセンス(牡4歳/シックスセンス産駒)とスターボウ(牝2歳/テイエムサンデー産駒)は当コラムで以前取り上げている。共に好調で次走は期待できそうだ。
12/1 中山5R
クリノグランデ【父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)×母父アグネスタキオン(SS系)】
小島茂之厩舎【60位↑】大野拓弥騎手【25位↑】
距離適性【1600-2200】芝【D】ダ【C】急坂【C】加速力【C】持続力【C】
速い脚が使えないので芝だと勝ち切れないだろう。近々だと中山ダ1800が狙い目。
馬の適性を探りながら慎重にレースを使う調教師と出走数を増やしたい馬主の思惑がうまく折り合うかどうか、違った意味でも注目したい。
12/2 中山1R
ソウルオブロック【父スズカマンボ(SS系)×母父Alleged(セントサイモン系)】
高柳瑞樹厩舎【147位↑】武士沢友治騎手【68位↓】
距離適性【1600-2600】芝【C】ダ【C】急坂【D】加速力【C】持続力【B】
ロックハンドスター(父マーベラスサンデー)の半弟。成長待ちの段階でこれから強くなる。
父をスズカマンボに替えたことでダート適性が高まった印象がある。勝ち味に遅いがしばらく追いかけてみたい。
あと、今年生まれた半妹(父バトルプラン)がとても気になる。ダート色を濃くしたことで逆に芝で良さが出るのでは?
12/2 中京1R
クニサキゼブライカ【父スタチューオブリバティ(ストームバード系)×母父Northern Squr(サドラーズウェルズ系)】
梅田康雄厩舎【167位↓】西田雄一郎騎手【82位↓】
距離適性【1000-1400】芝【C】ダ【D】急坂【D】加速力【E】持続力【C】
デビューからダートを使い続けられているがこの馬は芝向き。鞍上を固定できれば成績も安定しそうだ。
12/2 中京2R
カシノアポロン【父サムライハート(SS系)×母父ワカオライデン(ボールドルーラー系)】
天間昭一厩舎【101位↑】原田和真騎手【100位】※今年デビュー
距離適性【1200-1600】芝【D】ダ【C】急坂【E】加速力【D】持続力【C】
外から被せられると走るのをやめてしまう。道中は楽に追走できているし、能力差はない。だから着順(最下位)は気にしないでいい。
※適性欄:A-Eの5段階評価
km(けーえむ)※小文字
ウマニティ公認プロ。ウマニティ主催の第2回プロテストで抜群の成績を収めて合格。現在プロ予想家として活動中。
2011年は1300レース超を予想し、回収率134%、収支+428万を達成。2012年も10/9までに1000レース超を予想し、回収率125%、収支+242万を達成している。
情報収集を重視した独特の思考フィルターに、U指数を加味したレース分析に定評がある。
登録済みの方はこちらからログイン