第45話 「アイビスSD」
アイビスSDとウマニティというセットは個人的には思い出深いレース。
というのもサンスポに私の予想を掲載させて頂いたレースが07年のアイビスSDでした。
ちなみに◎ギャラントアローで最下位(笑)
05年 21.7-10.7-21.6 =0.54.0 △7▼5△12 瞬発戦
06年 22.0-10.8-22.9 =0.55.7 △8▼5△23 瞬発戦
07年 21.8-10.7-22.6 =0.55.1 △8▼2△16 平坦戦 重
08年 21.7-10.4-22.1 =0.54.2 △5△1△11 消耗戦
09年 22.1-11.0-23.1 =0.56.2 △8▼7△25 瞬発戦 重
無酸素運動№1のカルストンライトオがいた時代は(馬場の影響ももちろんあるが)53秒台の走破時計がスタンダードだったが近年は54~55秒台となっている。
時計が遅くなって変わったのは「差し馬の台頭」だろう。
06年以前は逃げた馬はパーフェクト連対だったが07年以降は連対ゼロ。
重馬場が2回ということの影響もあるでしょうがレース傾向は変わって来ている気がします。
(逃げるだろうということでギャラントアローに◎を打った07年以降逃げた馬が連対していないというのは何の因果だろうか)
時計が遅くなると逃げた馬は息が最後まで持たず脚が止まることが最大の要因だと思われます。
逃げ馬含むダッシュ組が生き残る鍵は「中盤の3F目」、この区間にあります。
この区間で一息入れることが出来るかどうかがポイント。
一息入れて再加速する瞬発戦に持ち込めばダッシュ組は有利、入れることが出来ず消耗戦になればダッシュ組は不利ということになるでしょう。
但し、超高速馬場になって53秒台で走破可能となれば一息入れなくても生き残りは可能かもしれません。
ダッシュ組の取捨選択は「ダッシュ力」と「中盤の3F目」の2点でいいと思いますが終いに賭ける差し馬となると必要なのは「瞬発力」。
過去5年を見ても消耗戦は一度だけ。
生粋のスプリンターというよりも1400~1600mの瞬発戦での連対経験はかなり重要。
近年で3着以内に入った馬を見ても
カノヤザクラ、アポロドルチェ、アルティマトゥーレ、シンボリグラン、サンアディユ、ナカヤマパラダイス
などほとんど馬がこの条件をクリアしている。
(とはいえ今年の登録メンバーの多くはこの条件をクリアしてたりします・・・)
その他では忙しいレースなので休養明けで間隔の開いた馬は割引となります。
ボーダーは9週。
9週以内 4-5-5-49 勝率6.3% 連対率14.3%
10週以上 1-0-0-19 勝率5.0% 連対率5.0%
今年はアポロドルチェ、エーシンエフダンズ、サープラスシンガー、シャウトライン、ショウナンカザンなどがこの条件で引っ掛かります。
あとはよく言われる「外枠」「牝馬(軽い斤量)」ですね。
この2点を加味すれば答えが導き出されることでしょう(多分)
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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