中央競馬ニュース

【天皇賞・春】血統診断

 0   3   5,901
シェアする  x facebook LINEで送る

 ステイゴールド産駒が3連勝中。サンデーサイレンス系の中でもスタミナと勝負根性に秀でており、同じ京都の長距離GI菊花賞も2勝と、スピードも備えた近代型ステイヤーだ。

 その産駒トゥインクルは母の父が万能型で、成長力がセールスポイントのノーザンテースト。28戦目のダイヤモンドSで重賞初制覇を飾ったように、成長力を十分受け継いでいる。人気薄だが、血統からはこの馬をイチ押ししたい。

 ゴールドアクターは父、母の父ともに芝の中距離型。距離の融通は利く血統だが、最適の舞台とはいえない。

 キタサンブラック菊花賞を勝っているが、母の父が短距離型のサクラバクシンオー。今度は世代限定戦ではないだけに少し割り引きたい。もう1頭の菊花賞トーホウジャッカルも母系は中距離向き。サウンズオブアースも血統的には中距離型だ。

 ディープインパクト産駒はサトノノブレストーセンレーヴファタモルガーナと3頭の登録があるが、産駒は3000メートル以上の距離では44戦未勝利なので強調しにくい。

 ハーツクライ産駒も京都外回りの3000メートル以上で17戦未勝利。サンプル数が少なく、今回データが覆る可能性もあるが、カレンミロティックシュヴァルグランフェイムゲームの3頭は、そのぶんだけ減点とした。

 トゥインクル以外に面白いのがファントムライト。20日に死亡した父オペラハウスはテイエムオペラオー(2000、01年連覇)、メイショウサムソン(07年)と産駒が天皇賞・春を3勝しており、初距離でも高い適性を感じさせる。母の父がSSで、母系はドゥラメンテなどがいる名門。死亡した種牡馬の子は走るという言い伝えもあるだけに、一発に注意したい。 (血統取材班)

★天皇賞・春の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月5日()
NHKマイル G1
新潟大賞典 G3
5月4日()
京都新聞杯 G2

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る