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【京都大賞典】サウンズ、初タイトル絶対獲る!

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【京都大賞典】サウンズ、初タイトル絶対獲る!

 今週から関西は、京都競馬場に舞台が替わり、8日からは3日間開催が行われる。メインは月曜日の京都大賞典で、注目は巻き返しを誓うサウンズオブアースだ。重賞で2着6回の実績がありながら、タイトルがなく、約2年半も白星に見放されている。能力は優にGI級の“最強の2勝馬”が、得意の秋に飛躍を期す。

 GI制覇を目標に秋競馬に参戦する“最強の2勝馬”サウンズオブアース。弾みをつけるためにも、幸先のいいスタートを切りたい。

 「休み明けでも割と動けるタイプ。能力的にも十分にやれていい」

 藤岡調教師に気合が入る。追い切りを2日後に控えた4日朝は坂路で調整。4ハロン59秒2-14秒5をリラックスした動きで計時し、気配の良さを伝えた。一昨年の菊花賞、昨年の有馬記念のGIを含め重賞で2着6回と実績は申し分ないが、タイトルには届いていない。

 今回は天皇賞・春以来の実戦だが、仕上がりは悪くない。放牧から戻った後、筋肉の硬さが抜けきらない時期もあったが、29日の1週前追い切りでは、CWコースで6ハロン79秒9-12秒0の好タイムをマーク。「硬さもだいぶ抜けてきた。2日(日曜)の動きはさらに良かったし、状態がいいのは確実だね」と師は続けた。

 朝夕が涼しくなってきたのも陣営にとっては歓迎だ。今春は日経賞2着をステップに天皇賞へ挑んで15着。そのあたりを踏まえて解説を加える。

 「レースが終わってから考えてみると、筋肉に硬さがあったようだ。昨年の天皇賞(春)も9着だったし、どうも春は季節的に良くないみたい。それに対して秋は確実に走っている」

 本格化した3歳以降、秋競馬(9~12月)ではGIを含め、5戦して2着4回。連を外した昨年のジャパンC(5着)でも、勝ったショウナンパンドラとは0秒3差だった。

 先週のスプリンターズSで、1番人気のビッグアーサーが12着に敗れた藤岡厩舎。今週は“秋男”のサウンズオブアースがしっかりと答えを出してみせる。 (片山和広)

京都大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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