【先週の3歳戦】リヴェレンテ2011年2月1日(火) 05:00
◆リヴェレンテ(栗・浅見、牡、京都日曜新馬、芝・内2000メートル)
《戦評》前半5ハロン65秒1という超がつくスローペースだったため、勝ちタイムは2分5秒3(良)と遅くなったが、大外を回って上がり3ハロン33秒7で突き抜けた内容は胸を張れる。着差がつきにくい超スローで1馬身1/2差をつけたことは非凡な瞬発力の証だろう。
《血統》(父キングカメハメハ、母アスペンリーフ、母の父サンデーサイレンス)=半姉は’08桜花賞馬レジネッタ(父フレンチデピュティ)という良血馬。1歳上の半兄レアーレスパーダ(父クロフネ)も1000万下に在籍している。ローズキングダムやトゥザグローリーと同じキンカメ×SSの配合で、母系も文句なし。成長力も十分に感じられる。
《課題&将来性》スローの上がり勝負に適応力があることは証明できたが、平均以上の流れでどんな走りができるかは未知数だ。ただ、3歳春までの芝中距離戦はスローになりがちで、折り合い、瞬発力が不可欠。現時点での持ち味を生かせれば活躍が見込める。将来性のある血統でセンスも十分にあり、競馬を覚えていけば自在性も身につくだろう。 |
[もっと見る]