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【東西現場記者走る】ジューヌ、道悪で急浮上

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【東西現場記者走る】ジューヌ、道悪で急浮上

 1週間の密着取材で桜花賞の勝ち馬を探るGI企画。今回は無敗の女王ソウルスターリングの刺客探しがテーマだ。大阪サンスポの川端亮平記者(34)は5日目、道悪V実績があるジューヌエコールに注目。レース当日は雨予報で、女王が初体験の渋った馬場に脚を取られれば、急浮上してきそうだ。

 7日の栗東は、早朝から雨が降り始めた。雨中の取材は避けたいところ。ぬれたノートは字が書きにくく、にじんでしまうと、後から読み返しても意味が分からなくなるからだ。

 だが、この雨に打倒ソウルスターリングの活路を見いだす陣営もある。7日正午に発表された阪神競馬場・芝コースの馬場状態は、稍重。きょう8日の天気は回復する見込みながら、レース当日は再び雨の予報。1997年(不良)以来、20年ぶりに道悪の桜花賞になりそうだ。

 ここまで4戦全勝のソウルは、これまですべて良馬場での出走で、渋った馬場での競馬は初めてになる。無敗の女王といっても、まだうら若き3歳の乙女。某騎手は「道悪になって人気馬が飛ぶのは、それまで良馬場での実績を評価されて人気を背負うから。騎手心理として、人気馬に騎乗するときの道悪は避けたいね」と明かす。初経験に人馬が戸惑えば、付けいる隙は生まれる。

 出走17頭中3頭が重馬場でのVを飾っているが、重馬場の新馬戦、稍重のききょうSと2戦2勝のジューヌエコールを最有力の刺客に指名する。早速、厩舎で安田隆調教師を直撃。「本当に道悪がうまいかどうかは分かりません」とはぐらかされたが、「下手ではないですね。パワーがありますから」と証言を得た。さらにトレーナーは「ダートなら自信がありますけどね。芝がだめなら、ダートを使おうと考えていた馬ですから」とポロリ。同厩舎所属だった全兄ルミナスウイングは、ダートで4勝を挙げている。馬場が荒れれば荒れるほど、ジューヌエコールの激走指数は上がりそうだ。

 最終日は、天気や馬場状態を見極め、納得の結論を導き出す。

桜花賞の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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