中央競馬ニュース

【英GI】日本産馬サクソンウォリアー4着

 0   1   550
シェアする  x facebook LINEで送る
【英GI】日本産馬サクソンウォリアー4着

 【ロンドン2日(日本時間3日)】第239回英ダービー(エプソム、GI、セン馬不可、芝・左2410メートル)に出走したディープインパクト産駒で日本生まれのサクソンウォリアー(愛=A・オブライエン、牡3)は単勝1・8倍の1番人気に支持されたが、4着に敗れた。優勝したのは17倍で6番人気タイのマサー(愛国産、英=C・アップルビー、牡3、父ニューアプローチ)。タイム2分34秒93(良)で、優勝賞金は85万650ポンド(約1億2419万円)。

 日本産馬として初挑戦となった本場のダービーでサクソンウォリアーは4着に敗れ、史上38頭目の2000ギニーとの2冠達成はできず、デビューからの連勝も4でストップした。

 R・ムーア騎手とコンビを組んだ同馬は最内枠から中団のインを追走。残り600メートルあたりでスムーズさを欠くシーンもあったが、勝ったマサーから4馬身1/2差では完敗といわざるを得ない結果だった。

 エプソムは馬蹄(ばてい)形のコース。ダービーは最初の800メートルで約40メートルも上り、少し平坦部分を走った後、ゴール100メートル前までがずっと下り坂という特殊なコース。陣営はこの難コースなどを敗因に挙げた。次走は地元の愛ダービー(30日、カラ、GI、芝2400メートル)。巻き返しがなるかどうか、大いに注目される。

 勝ったマサーは道中、サクソンウォリアーの外につけ、700メートルの直線でよく伸びてGI初制覇を飾った。通算9戦4勝。前走の英2000ギニーは1番人気で3着に敗れていた。オーナーのゴドルフィン、C・アップルビー調教師、W・ビュイック騎手いずれも英ダービー初制覇となった。



◆サクソンウォリアーが生まれたノーザンファームの吉田勝己代表

 「ちょっと外からかぶされる形になって、しんどかったね。日本の競馬とも違うし、そういう面の難しさを感じた」



◆父ディープインパクトの主戦だった武豊騎手

 「スムーズで、勝てるレースをして伸び負けたからね。距離が長いのかな、と少し思った。あのへんに出てくる馬もみんな強いからね。僕もいつか勝ちたい」



サクソンウォリアー アイルランドに拠点を置く世界最大の生産者グループ・クールモアが、欧州2歳女王に輝いた母メイビー(父ガリレオ)を、日本のトップブリーダーである北海道・安平のノーザンファームに預託。ディープインパクトを種付けし、生まれたのがサクソンウォリアーで、アイルランドに移して育成した。昨年夏のデビュー戦、愛GIIベレスフォードS、英GIレーシングポストT、GI英2000ギニーと4連勝。日本産馬として英GI、英クラシック初制覇を果たした。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

関連キーワード

このニュースへのコメント

コメントはありません。

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月23日()
宝塚記念 G1
6月22日()
東京ジャンプ G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月16日()
マーメイドS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る