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中央競馬のクラシック3冠の初戦、皐月賞(GI、芝2000メートル)が20日、中山競馬場で開催される。イスラボニータは19日、午前7時すぎに茨城県美浦トレセンの坂路を4ハロン(800メートル)70秒2でゆったりと登坂。Aコース(ダート)に移動して軽めのキャンターで1周した。落ち着きがあって軽快な脚取りを見せ、最終調整の雰囲気は上々。栗田博憲調教師は「落ち着いているし、まずまずでしょう。相手は強いですから、胸を借りるつもりで臨みます」と、メンバーで唯一の重賞2勝馬ながら挑戦者の立場を強調した。
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★単勝10倍以内に6頭 馬単1番人気でも18倍
勝ったハープスターが単勝1.2倍と絶大な支持を得ていた桜花賞とは対照的に、皐月賞は“戦国”模様だ。前売りで1番人気は(2)イスラボニータの4.7倍。8.5倍の(11)ロサギガンティアまで、10倍以内に6頭が名を連ねた。馬単の1番人気は(17)トゥザワールド-(2)イスラボニータの18倍。(2)(17)は18.6倍で2番人気となっている。
★天気と馬場
中山競馬場がある千葉県船橋市の日曜の予報は曇り。皐月賞は良馬場で行われる見込みだ。土曜のレースでは内枠の先行馬が連対するケースが多かった。内ラチ沿いを走っても、それほど荒れた馬場に脚を取られることはなく、ロスのないコース取りで直線で抜け出すのが勝ちパターン。〔1〕枠(2)番のイスラボニータは先行力があり、2、3番手の内から抜け出す競馬ができるので最適な状態といえる。
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