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前週の回収率が良く、久しぶりに当たり屋コーナーに復帰…というのに◎は大本命エピファネイア。いつもは1番人気を避けるように印をつけているが、今回はお手上げ。力が抜けているのだから仕方がない。
折り合いの不安が取り上げられているが、個人的にはまったく気にしていない。前哨戦の神戸新聞杯では「完璧」と主戦が言う理想的なレースで圧勝しているし、そもそも皐月賞、ダービー2着のエピファネイアと、他馬の間には簡単には埋められない実力差がある。これが、歴戦の古馬が相手となる天皇賞・春だったら話は別だが、力差が歴然の同世代との戦いなら多少引っ掛かったって勝てる。無理やり、アラ探しをするくらいなら、2着馬探しに時間を費やしたほうがいい。
悩みに悩んだ相手選び。大きな期待をかけたのが◯インパラトールだ。距離経験は2000メートルまでしかないが、どのレースも早々と鞍上の手が動くくらい勝負どころでの反応がズブい。それでいてゴールまで失速せずジワジワ伸び続けるのだから、距離が延びてこそのタイプに間違いないだろう。こういった追わせるタイプには、リスポリ騎手のような腕っ節の強いジョッキーもピッタリだ。体調面も順調さを欠いてリズムを崩した春とは雲泥の差。混戦の2着争いを抜け出してくる可能性は高い。
魅力的な馬が、もう1頭いる。超伏兵▲ナリタパイレーツだ。5カ月半ぶりだった前走の神戸新聞杯は6着でも見せ場たっぷり。3コーナーすぎにエピファネイアが動き、残り4ハロンから12秒0-11秒1-10秒8と4コーナー2番手のこの馬には厳しい展開になったが、残り100メートルまで2着争いを演じた。スピードはないが、スタミナは豊富。距離延長は大歓迎で前進必至だ。
馬券は馬単(3)→(9)(12)(10)(8)(14)(18)。軸は断然人気でも、相手が荒れればそれで良し!
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