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エリザベス女王杯の関連ニュース
【エリザベス女王杯 プレビュートーク】好調教連発！スタニングローズ レガレイラは今度こそVへ届く
©サンケイスポーツ
11月5日(火) 10:30
南 先週末は激動やったな。米BCは朝から大変やった。
村瀬 BCターフの3連単が当たって報われましたよ。月曜にはJBCも。クラシックはウィルソンテソーロが悲願JpnⅠ制覇。地元・佐賀でVを決めた川田Jのインタビューも感動的でしたね。スプリントはタガノビューティー、レディスクラシックはアンモシエラ、門別の2歳優駿は地元のソルジャーフィルドが勝ちました。
南 さ、JRAはGⅠ再開や。
村瀬 女王杯は当初どんなすごいメンバーになるかと思ったら、府中牝馬Sを制したブレイディヴェーグがマイルCSに参戦、3着マスクトディーヴァが引退。リバティアイランドはもちろん、S級牝馬が牡馬にぶつけるから仕方ないですけどね。スノーフェアリーみたいな馬が来たらやられちゃうかも。
南 海外勢が来年あたりから狙ってくるかもしれへんな。そやけど、ええ馬はおるよ。◎は一昨年の秋華賞馬スタニングローズ。
村瀬 長休明けの大阪杯（8着）の前、陣営がすごい強気って言ってましたもんね。
南 そやな。高野師が自信満々やったけど、レースで噛み合わない感じやった。ただ、ヴィクトリアマイルは距離が微妙やったし、クイーンSは馬場に加えて斤量差もあったから。
村瀬 確かに3歳のワンツーでしたしね。
南 高野師も「前走は57キロかな。軽い馬にやられた」ゆうとった。中間は坂路でラスト1ハロン11秒台を連発。「しまいを伸ばす調教をしてきて、今は全体に負荷をかけるイメージ。デキはいいし、まだまだやれる」と。
村瀬 それでクリスチャンJというわけですね。もしかして2番人気かな。
南 デキがええのに弾けへんのは気持ちの問題かも。そこへ名手のスパイスが加われば激変もあるゆうとこやろな。
村瀬 実はボクも中間のラスト1ハロンを見てて気になってたんですよねえ。ただ、ここはグッとこらえて正攻法で◎レガレイラでいこうかな。
南 いつも差して届かず。シンエンペラーを並ぶ間もなく差し切ったホープフルSを思えば物足りないけど、能力があるのは間違いない。
村瀬 ええ。皐月賞が1番人気で6着、ダービーが2番人気で5着。そんな牝馬なかなかいないわけですから。ただ、ダービーがスローだったり、前走のローズSで大外枠を引いたりと運がない。ここでうっぷん晴らしといきたいところですよね。
南 ワシも対抗。で、▲はハーパーに打った。とにかくこれもスタニングと一緒でデキは絶好。友道師は「前走は自信があった。あんな負け方をするとは…。中間はブリンカーを着用。効果はありそうなので、実戦でも着けようかと思っている」と。前走にはショックやったみたいやけど、切り替えはできとるで。「1800メートルより2200メートルのほうがいいし、ジョッキーも2度目なので」ゆうて武豊Jへの期待も大きい。
村瀬 なるほど。クラシックで好勝負していた―という観点だとこの3頭なんですよね。あとは勢いのある馬たちがどこまで台頭するか。
南 シンリョクカはもともと阪神JFでリバティアイランドの2着。ようやく心身が噛み合ってきた感じやな。
村瀬 ですね。あとは微妙に長そうな2200メートルをどう耐えるか。シンティレーションは〝東京本紙〟として何度も◎を打ってきた馬。前走の2着にも納得だし、マーカンドJを配してきました。鞍上という意味ではサリエラのムーアJも怖いなあ。
南 ホールネスはここまで【4・1・1・0】。物怖じしないとゆうか、得体の知れないところがある。この距離で【3・1・0・0】やし、デビュー当初からここを狙ってたような成績やで。
村瀬 確かに。坂井Jの経験値も加われば、確かにノーマークは危険かもしれない。
南 コスタボニータも牝馬同士なら流れひとつで食い込んでくる。メッチャ混戦やな。
村瀬 馬券プレもありますし、◎を含めてもう少し考えさせてもらいます。（夕刊フジ）
【エリザベス女王杯2024】1週前追い切りウォッチ
ウマニティ
11月5日(火) 09:00
こんにちはくりーくです。G1エリザベス女王杯の1週前追い切りで、動きが良かった注目馬について取り上げます。
1頭目はレガレイラ。
秋初戦のローズSを使った3歳牝馬だが、秋華賞には向かわず古馬相手のこちらに矛先を向けてきた。鞍上や使い分けなど馬の都合以外のこともあると思うが、良い意味で調教でもレースでも自分のスタイルを崩すことなくきている感がある馬。
前走は負けて強しの内容で、この中間も坂路とWコースと週2本、速い時計をしっかり出してきている。動きからも、前走を使われての上積みが伝わってくるものだった。
2頭目はスタニングローズ。
前走6着もゴール前は斤量差が響いた印象で差はわずか。秋華賞のあと勝てないレースが続いているが、大きく離されて負けているわけではなく、出来に関しても、前走時、この中間と坂路で終い好時計が出ていてベストの状態に近づきつつある。
スタートを決めて先行力を活かすレースができれば、初参戦となる、直線平坦の京都コースで、早め先頭から突き放すシーンもじゅうぶん見込めそうだ。
3頭目はホールネス。
休み明けの前走時は、しっかり乗り込まれてこそいたが、馬体が増えていて見た目にもやや太め残り感が伝わってきていた。それでも、強い競馬で人気に応えてオープン勝ち。
中1週での出走となるが、この中間1週前の金曜日に、坂路を馬なりで好時計をマークしてきており、上積みがうかがえる。あとは、最終追い切りで1本追い切れば、馬体が絞れてさらに良くなりそう。
1頭目はレガレイラ。
秋初戦のローズSを使った3歳牝馬だが、秋華賞には向かわず古馬相手のこちらに矛先を向けてきた。鞍上や使い分けなど馬の都合以外のこともあると思うが、良い意味で調教でもレースでも自分のスタイルを崩すことなくきている感がある馬。
前走は負けて強しの内容で、この中間も坂路とWコースと週2本、速い時計をしっかり出してきている。動きからも、前走を使われての上積みが伝わってくるものだった。
2頭目はスタニングローズ。
前走6着もゴール前は斤量差が響いた印象で差はわずか。秋華賞のあと勝てないレースが続いているが、大きく離されて負けているわけではなく、出来に関しても、前走時、この中間と坂路で終い好時計が出ていてベストの状態に近づきつつある。
スタートを決めて先行力を活かすレースができれば、初参戦となる、直線平坦の京都コースで、早め先頭から突き放すシーンもじゅうぶん見込めそうだ。
3頭目はホールネス。
休み明けの前走時は、しっかり乗り込まれてこそいたが、馬体が増えていて見た目にもやや太め残り感が伝わってきていた。それでも、強い競馬で人気に応えてオープン勝ち。
中1週での出走となるが、この中間1週前の金曜日に、坂路を馬なりで好時計をマークしてきており、上積みがうかがえる。あとは、最終追い切りで1本追い切れば、馬体が絞れてさらに良くなりそう。
【エリザベス女王杯】シンティレーションは地力強化歴然 池上師「差し脚があるのは強み」
©サンケイスポーツ
11月5日(火) 08:41
【エリザベス女王杯 われかく戦う】シンリョクカ・木幡初也騎手「恩返しは何回あってもいい」
©サンケイスポーツ
11月5日(火) 05:00
今週はエリザベス女王杯が京都競馬場で行われる。2歳時に阪神JF2着の実績があるシンリョクカが、9月の新潟記念で2勝目を挙げた。素質馬の復活の一助を担ったのが木幡初也騎手（29）＝美・竹内＝だ。2走前の福島牝馬Sでは、落馬して右腕の粉砕骨折の重傷を負ったが、そこからの重賞初V。苦難を乗り越えてGⅠに挑む意気込みを聞いた。（聞き手・板津雄志）
◇
──福島牝馬Sでの落馬を乗り越え、新潟大賞典で人馬ともに重賞初制覇
「タイトルを取らせてあげられて良かった。ようやくシンリョクカが1勝馬から重賞勝ち馬になることができました」
──2番手から抜け出し、後続の猛追をしのいだ
「（逃げたアリスヴェリテから）5、6馬身離れたところでリラックスして走れたし、先頭に立つまで追い出しを待つというシチュエーションを作れた。イメージ通りでしたね」
──オーナー、調教師も初の重賞タイトル
「正直（福島牝馬Sでの落馬で）乗り替わりは覚悟していました。もう乗れなくて当たり前だと。でも、オーナーは入院先までお見舞いに来て『次も乗ってほしい。新潟記念に乗ってくれないか』と言ってくださった。リハビリを頑張る原動力になりました」
──落馬で右尺骨粉砕骨折の重傷。プレートとボルトで固定した
「本来なら全治4～6カ月くらいのところを約2カ月で復帰。病院以外でも、自分なりに早く復帰するためにはどうすればいいか考えてリハビリに取り組みました」
──シンリョクカとのコンビは最初の阪神JF2着から今回で7戦目
「2歳時から追い切りで抜群に動いていて、阪神JFの2着にも驚きはなかったです。僕の中ではタフな馬場でも狭いスペースでも屈することなく走れるイメージ。スタートの速さを含め自在性を生かすため、再びコンビを組んだ去年のエリザベス女王杯からは前めで踏ん張る形の方がいいと考えて乗ってきました。走りのバランスも良くなり、力のベクトルを今までより真っすぐ前に向けられるようになった。中身が入って安定感が出てきましたね」
──1年前の9着から成長した姿を見せたい
「前走よりいい状態で臨めそう。シンリョクカの強みを生かす競馬をして結果も伴えば。オーナー、調教師、厩舎スタッフに前走だけで恩を返せたと思っていませんし、恩返しは何回あってもいいですから。期待に応えられるように頑張りたいです」
■木幡 初也（こわた・はつや） 1995（平成7）年4月7日生まれ、29歳。茨城県出身。美浦・竹内正洋厩舎所属。2014年3月に美浦・鹿戸雄一厩舎からデビュー。同15日の中山12R（カレイファンタジア）で初勝利。父の初広は元騎手で現調教助手、弟の巧也・育也は現役ジョッキー。JRA通算3115戦90勝。1メートル55、47キロ、血液型O。
◇
──福島牝馬Sでの落馬を乗り越え、新潟大賞典で人馬ともに重賞初制覇
「タイトルを取らせてあげられて良かった。ようやくシンリョクカが1勝馬から重賞勝ち馬になることができました」
──2番手から抜け出し、後続の猛追をしのいだ
「（逃げたアリスヴェリテから）5、6馬身離れたところでリラックスして走れたし、先頭に立つまで追い出しを待つというシチュエーションを作れた。イメージ通りでしたね」
──オーナー、調教師も初の重賞タイトル
「正直（福島牝馬Sでの落馬で）乗り替わりは覚悟していました。もう乗れなくて当たり前だと。でも、オーナーは入院先までお見舞いに来て『次も乗ってほしい。新潟記念に乗ってくれないか』と言ってくださった。リハビリを頑張る原動力になりました」
──落馬で右尺骨粉砕骨折の重傷。プレートとボルトで固定した
「本来なら全治4～6カ月くらいのところを約2カ月で復帰。病院以外でも、自分なりに早く復帰するためにはどうすればいいか考えてリハビリに取り組みました」
──シンリョクカとのコンビは最初の阪神JF2着から今回で7戦目
「2歳時から追い切りで抜群に動いていて、阪神JFの2着にも驚きはなかったです。僕の中ではタフな馬場でも狭いスペースでも屈することなく走れるイメージ。スタートの速さを含め自在性を生かすため、再びコンビを組んだ去年のエリザベス女王杯からは前めで踏ん張る形の方がいいと考えて乗ってきました。走りのバランスも良くなり、力のベクトルを今までより真っすぐ前に向けられるようになった。中身が入って安定感が出てきましたね」
──1年前の9着から成長した姿を見せたい
「前走よりいい状態で臨めそう。シンリョクカの強みを生かす競馬をして結果も伴えば。オーナー、調教師、厩舎スタッフに前走だけで恩を返せたと思っていませんし、恩返しは何回あってもいいですから。期待に応えられるように頑張りたいです」
■木幡 初也（こわた・はつや） 1995（平成7）年4月7日生まれ、29歳。茨城県出身。美浦・竹内正洋厩舎所属。2014年3月に美浦・鹿戸雄一厩舎からデビュー。同15日の中山12R（カレイファンタジア）で初勝利。父の初広は元騎手で現調教助手、弟の巧也・育也は現役ジョッキー。JRA通算3115戦90勝。1メートル55、47キロ、血液型O。
【エリザベス女王杯 俺のチェックポイント】自在性に磨き！シランケド 条件戦連勝の勢いGⅠで通用するか探った
©サンケイスポーツ
11月5日(火) 04:59
エリザベス女王杯の「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの北池良輔記者が条件戦を連勝して勢いに乗るシランケドに注目した。先行もできるが切れ味のある末脚がセールスポイント。GⅠ馬は2頭と混戦模様だけに、激走の可能性を探った。
◇
自らの言葉に確証を得られない際に、関西地方でよく語尾に用いられる「知らんけど」。2連勝中と勢いのあるシランケドが初のGⅠでも通用するのか、是が非でも知りたい。牧浦厩舎で千田厩務員に直撃した。
「餌も食べて元気です。（長距離）輸送もないですし、馬体も減らさずに臨めるでしょう」
新潟遠征から中1週での臨戦となるが、ダメージはなさそうだ。
2走前の猪苗代特別（2勝）を2番手から早めに先頭に立って押し切ったが、続く魚沼S（3勝）は最後方から力強い末脚で突き抜けた。「調教師の意向で後ろから。前半は抑えて後半に伸ばす感じでした」。自身最速の上がり3ハロン33秒0をマークし、切れ味に磨きがかかった印象だ。
新潟の2歳新馬戦こそ9着も、12番人気だった中京の3歳未勝利戦で大外一気を決めて軌道に乗り始めた。「未勝利戦も勝つと思わなかった。実戦を重ねるうちに〝これは〟というのが見えてきました」と目を細める。
紫苑S3着で優先出走権を得た秋華賞は、体調が整わずに回避。満を持してのGⅠ参戦だ。
馬体も前走時で514キロと雄大で「脚力はあるが、体が追いつかないところもあった。やっとかみ合ってきました。パワーアップしているので、どれくらいできるか楽しみ」と好感触。追い切りや枠順など、じっくり見て印を打ちたい。（北池良輔）
◇
自らの言葉に確証を得られない際に、関西地方でよく語尾に用いられる「知らんけど」。2連勝中と勢いのあるシランケドが初のGⅠでも通用するのか、是が非でも知りたい。牧浦厩舎で千田厩務員に直撃した。
「餌も食べて元気です。（長距離）輸送もないですし、馬体も減らさずに臨めるでしょう」
新潟遠征から中1週での臨戦となるが、ダメージはなさそうだ。
2走前の猪苗代特別（2勝）を2番手から早めに先頭に立って押し切ったが、続く魚沼S（3勝）は最後方から力強い末脚で突き抜けた。「調教師の意向で後ろから。前半は抑えて後半に伸ばす感じでした」。自身最速の上がり3ハロン33秒0をマークし、切れ味に磨きがかかった印象だ。
新潟の2歳新馬戦こそ9着も、12番人気だった中京の3歳未勝利戦で大外一気を決めて軌道に乗り始めた。「未勝利戦も勝つと思わなかった。実戦を重ねるうちに〝これは〟というのが見えてきました」と目を細める。
紫苑S3着で優先出走権を得た秋華賞は、体調が整わずに回避。満を持してのGⅠ参戦だ。
馬体も前走時で514キロと雄大で「脚力はあるが、体が追いつかないところもあった。やっとかみ合ってきました。パワーアップしているので、どれくらいできるか楽しみ」と好感触。追い切りや枠順など、じっくり見て印を打ちたい。（北池良輔）
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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