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きさらぎ賞 G3

日程:2019年2月3日()15:35 京都/芝1800m

きさらぎ賞データ分析

コース図京都芝1800m

クラシックを見据えた3歳馬の有望株が激突する一戦。2018年はサトノフェイバーがデビューから無傷の2連勝を飾ったが、これは例外のようなもので、基本的に新馬勝ち直後のキャリア1戦馬は分が悪い。もっとも、キャリアが多ければ良いというわけでもない。2012年以降は、キャリア2戦馬の活躍が目立ち、4勝、2着4回の素晴らしい成績を残している。なかでも、2戦2勝馬のパフォーマンスは特筆モノ。3勝を含む連対率100%という圧倒的な強さで、他の追随を許さない存在と化している。レースが行われる京都1800mは、2つしかコーナーがないうえ、直線は平坦ということもあって、他場の1800mよりも走破時計が速くなりやすい。ちなみに、きさらぎ賞は京都1800mで行われる唯一の重賞である。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1999年以降の人気別成績を見ると、1~2番人気はトータルで連対率55%、複勝率70%という、優秀な成績を残している。3番人気の各数値も悪くなく、全体的に人気サイドが強いレースだと言えるだろう。対照的に2桁人気の超人気薄は連対ゼロの低空飛行。人気薄を狙うならば、4~5番人気や6~9番人気など、中穴に限定したほうがベターだ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-6-2-7 25.0% 55.0% 65.0% 42.0% 73.0%
2番人気 5-6-4-5 25.0% 55.0% 75.0% 92.5% 101.5%
3番人気 4-1-2-13 20.0% 25.0% 35.0% 145.0% 60.5%
4番人気 1-2-3-14 5.0% 15.0% 30.0% 34.5% 59.0%
5番人気 1-3-3-13 5.0% 20.0% 35.0% 69.0% 98.0%
6~9番人気 4-2-5-65 5.3% 7.9% 14.5% 73.9% 61.2%
10番人気以下 0-0-1-43 0.0% 0.0% 2.3% 0.0% 40.9%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 4-4-0-1 44.4% 88.9% 88.9% 70.0% 95.6%
2.0~2.9倍 2-2-3-4 18.2% 36.4% 63.6% 41.8% 76.4%
3.0~4.9倍 4-5-0-8 23.5% 52.9% 52.9% 94.1% 72.9%
5.0~7.9倍 3-3-5-14 12.0% 24.0% 44.0% 75.2% 72.0%
8.0~14.9倍 5-4-3-18 16.7% 30.0% 40.0% 162.3% 95.0%
15.0~19.9倍 1-0-5-11 5.9% 5.9% 35.3% 101.2% 116.5%
20.0~49.9倍 1-2-2-34 2.6% 7.7% 12.8% 54.4% 64.1%
50.0倍以上 0-0-2-70 0.0% 0.0% 2.8% 0.0% 30.8%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,720円 120円 603円
複勝 1,800円 100円 250円
枠連 7,740円 150円 1,827円
馬連 10,280円 150円 1,901円
ワイド 4,960円 110円 785円
馬単 18,610円 380円 3,797円
3連複 11,440円 420円 3,738円
3連単 89,500円 1,270円 22,077円

【脚質】
別表を見ると、いずれの数値も逃げ馬が上位で、2018年はサトノフェイバーが逃げ切り勝ちを収めたが、先行や差しと比べても数値に大きな優劣は見られず、脚質面における有利不利を結論付けるのは難しい。それよりも重視したいのは末脚だ。2008年以降の3着以内馬の約7割が上がり3F順位3位以内。上がり1位に限れば、複勝率は90%にまで跳ね上がる。よって、馬券構築の際には速い上がりを出せる馬を狙うに限る。そのほうが、効率は格段に良いはずだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-4-0-13 15.0% 35.0% 35.0% 87.5% 108.0%
先行 9-10-5-52 11.8% 25.0% 31.6% 76.6% 59.1%
差し 8-0-7-44 13.6% 13.6% 25.4% 96.8% 55.1%
追込 0-6-8-51 0.0% 9.2% 21.5% 0.0% 67.5%

【枠順】
最初のコーナー進入までの距離が約900mもある、かなり特殊なコース形態であるゆえに、枠順による有利・不利は小さめ。枠順別成績を見てもわかるように、大きな偏りはないものと差し支えない。ただし近年の傾向を見ると、4番人気以下の好走馬は1~4枠が大半を占めている。人気薄の場合は、ロスなく立ち回れる内枠の馬を優先したほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0% 81.0% 39.5%
2枠 1-2-1-18 4.5% 13.6% 18.2% 62.7% 38.6%
3枠 4-3-2-15 16.7% 29.2% 37.5% 89.6% 71.7%
4枠 0-2-4-19 0.0% 8.0% 24.0% 0.0% 46.0%
5枠 3-4-3-19 10.3% 24.1% 34.5% 51.7% 72.1%
6枠 1-4-1-25 3.2% 16.1% 19.4% 6.8% 62.3%
7枠 5-2-3-23 15.2% 21.2% 30.3% 116.1% 60.0%
8枠 3-2-5-26 8.3% 13.9% 27.8% 71.9% 105.0%

【血統】
京都1800mでは、ディープインパクト産駒が圧倒的な存在。その強さは別表をご覧の通りで、勝率、連対率、複勝率のいずれもケチのつけようのない成績を残している。このレースでも産駒初出走となった2012年に1~3着を独占。2016年には再び上位を独占するなど、活躍馬を数え上げるとキリがない。ディープインパクト以外でも、父もしくは母父にサンデーサイレンス系の血を持つ馬の活躍が目立ち、2010年以降の勝ち馬は例外なく、サンデーサイレンス系の血を持っていた。なお、2008年以降の連対馬でサンデーサイレンスの血を持っていなかった馬は、いずれも父リファール系。ディープインパクトの母父もリファール系である。頼りになる血脈のひとつとして、覚えておきたい。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1800m/過去5年)集計期間:2014/01/27~2019/01/27

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 60-51-39-218 16.3% 30.2% 40.8% 50.1% 68.8%
2 マンハッタンカフェ 19-6-7-79 17.1% 22.5% 28.8% 106.2% 60.3%
3 キングカメハメハ 14-20-12-105 9.3% 22.5% 30.5% 22.8% 61.3%
4 ハービンジャー 14-11-14-113 9.2% 16.4% 25.7% 43.5% 79.3%
5 ステイゴールド 14-9-6-101 10.8% 17.7% 22.3% 49.6% 40.2%
6 ハーツクライ 13-18-18-110 8.2% 19.5% 30.8% 68.1% 67.0%
7 ゼンノロブロイ 8-7-5-73 8.6% 16.1% 21.5% 67.5% 73.7%
8 ダイワメジャー 7-10-10-53 8.8% 21.3% 33.8% 69.4% 136.5%
9 エンパイアメーカー 7-6-3-23 17.9% 33.3% 41.0% 105.4% 120.8%
10 ルーラーシップ 6-9-8-46 8.7% 21.7% 33.3% 30.7% 68.4%
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