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29日の阪神11R六甲ステークス(4歳上オープン、芝1600メートル)は、松田大作騎手騎乗の3番人気テイエムタイホー(牡6歳、栗東・鈴木孝志厩舎)が好位追走から早めに抜け出して完勝。オープン初勝利を飾った。タイムは1分34秒7(稍重)。
外から気合をつけてタイキパーシヴァルが先行。バーバラが2番手につけ、3番手は内にテイエムタイホー、外にシャイニーガールと続く。人気のヒストリカルは後方3番手あたりからのレースとなった。タイキパーシヴァルはよどみないペースで運び、縦長の展開となるが、4コーナーでは後方の馬も接近して直線へ。好位のインにいたテイエムタイホーが早めに先頭に立つと、内ラチ沿いに加速して後続を突き放す。2番手争いが横に広がっての大激戦となるのを尻目に、テイエムタイホーはゆうゆうと押し切って快勝。前走の武庫川Sに続く連勝で、昇級初戦のオープンも一気に突破した。3馬身1/2差の2着争いは、最内から伸びた4番人気サトノルパンがわずかに制して連を確保。アタマ差3着が1番人気のヒストリカルだった。
テイエムタイホーは、父ニューイングランド、母マンダリンまま、母の父Lord At Warという血統。通算成績は35戦6勝となった。
松田騎手は「こういう雨馬場も味方してくれたのかもしれませんが、道中はうなるぐらいの手応えでした。距離も合うのかうまく息も入って、最後はしっかりと伸びてくれましたね。素質が開花した感じです」と3馬身1/2差の完勝に手応え十分の表情を浮かべていた。
★29日阪神11R「六甲ステークス」の着順&払戻金はこちら
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