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24日の中京10Rなずな賞(3歳500万下、芝1400メートル)は、勝浦正樹騎手騎乗の1番人気フミノムーン(牡、栗東・西浦勝一厩舎)が直線でインから鮮やかに抜け出して快勝した。タイムは1分23秒6(稍重)。
横一線のスタートから、最内のシンボリタピットがハナに立ち、ナムラマミー、ルグランパントルも外から並びかける。その後ろにマスターリデルが続き、人気のフミノムーンは中団の後方でインからレースを進めた。直線に向くと内外に大きく広がったが、シンボリタピットが懸命に粘りを見せる。しかし、その内から道中で脚をためていたフミノムーンが余力十分の脚いろで抜け出し、そのまま一気に差を広げて快勝。人気に応えてオープン入りを決めた。2馬身1/2差の2着には3番人気シンボリタピットが粘り通し、外から末脚を伸ばした5番人気ムーンクレストが2着から1馬身3/4差の3着に入っている。
フミノムーンは、父アドマイヤムーン、母フミノシンデレラ、母の父サンダーガルチという血統。通算成績は4戦2勝となった。
初騎乗で結果を出した勝浦騎手は「こういう馬場は決して得意ではないと思いますが、気持ちでクリアしてくれました。軽い馬場の方が持ち味を生かせると思いますし、今後が楽しみですね」と素質の高さを感じている様子だった。
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