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有馬記念前日は、中山競馬場で関西馬の到着取材。柴田、板津、片岡は連携をとって12頭の取材にあたっていた。板津が馬の到着が集中する前の、午後3時過ぎに厩舎へ向かうと、先に来ていた柴田が、顔面蒼白でぶるぶる震えながら突っ立っている。日差しがあってまだ寒さを感じなかった昼とは違い、夕暮れ時になると気温が急激に低下。そんな寒空の中、1時間以上も担当者の作業終了を待っていたのだから当たり前か。でもそれが仕事なのだから仕方がない。
オルフェーヴルの森澤光晴調教助手が作業を終えて出てくると、たちまちその場に取材記者の輪ができた。もちろん、柴田も板津も輪の一員だ。輸送中の雰囲気や到着してからの様子など一通り聞いて皆が散会すると、板津は単独で森澤助手を直撃。「これ、新しく作ったんですか」。机の上に置いてあった、池江厩舎のカラーであるブルーの上着を指した。その背中には3つの王冠と『Orfevre』の文字がある。オルフェーヴルの3冠達成記念として作られた特製ジャンパーだ。「先生が作って、今週厩舎スタッフに配られたんですよ。これはボクのではないですが…」。おそらく有馬記念の日にちに合わせて作られたのだろう。板津は「池江寿先生にはかなりの自信がある」と勝手に解釈。自分の◎に手応えを得て、ニンマリとしながら記者席に戻った。
金曜夜にペルーサが出走を取り消すという一報が入り、美浦に居残る芳賀はバタバタとした1日を過ごした。16頭の登録馬から1週前にシャドウゲイトが回避。水曜の追い切り後にマイネルキッツが鼻出血で離脱。そして今度はペルーサ。ともするとフルゲートの激戦が当たり前にも思える競馬場の風景だが、実はそのかげに厩舎関係者の懸命の努力がある。「無事に回ってきてほしい」厩舎を回っているとよく耳にする言葉だが、この言葉の重みを改めて思い知らされた芳賀だった。
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