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14日のGIヴィクトリアマイルで2度目のGI制覇を成し遂げたソングライン(美浦・林徹厩舎、牝5歳)は一夜明けた15日朝、美浦トレーニングセンターで穏やかな朝を迎えた。担当する関本敬太調教助手は「今朝の様子も普段と変わらないですね。ご飯も食べて元気。ケロッとしています」と愛馬の順調さを伝え、前日のレースについては「ゲートまで行っていたので、レースは移動バスの中のテレビで。正直、よく分からなかったのですが、実況の方が〝(ソダシと)どっちか〟と。戻って確認すると、早めに番号が出たので、そこで勝ったと分かりました」と振り返った。
昨年の安田記念を制しながら、その後は不本意なレースが続いたことから、中間はびっしりと調教を消化。「今回は時計的にも距離的にもかなりの量を乗りましたが、乗るごとに良くなっていくのを感じましたし、女の子でもカイバ食いが落ちないのは強みですね。しっかりと実になったのが良かったと思います」と狙い通りの結果が出たことを喜んだ。そのうえで「去年に比べてメンタル面が成長。どっしりとして、風格というか、貫禄が出て来ましたね」と充実ぶりに手応えを感じている。
今後は安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)で連覇を目指すが、オーナーサイドからは秋の米国(ブリーダーズCマイル)遠征プランも。「正式にはこれからオーナーが決めることですが、競馬に携わる者なら誰しもが立ちたい舞台。挑戦できるようなら頑張りたいですね」と昨年は断念した大舞台への挑戦に夢をはせていた。
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