サマーマイルシリーズ初戦の米子Sが21日、阪神競馬場で18頭によって争われ、柴田大騎乗で2番人気の3歳牝馬
スマイルカナが快勝。早め先頭から押し切って4勝目を挙げた。管理する高橋祥調教師はJRA通算600勝目。1番人気の
ダノンチェイサーは6着に敗れた。
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柴田大騎手にエスコートされた
桜花賞3着馬
スマイルカナが、最軽量50キロを味方に快勝。管理する高橋祥調教師のJRA通算600勝に花を添えた。
「この斤量は魅力でしたね。外枠だったので他が主張すれば番手でも、と思っていました。3コーナーで前が落ち着いたので、ここだと思ってハナへ。レース前から考えていた通りの競馬ができました」と鞍上は会心の騎乗を振り返った。
〔7〕枠(15)番から3番手の外めを追走。3コーナーを過ぎたあたりでスッと先頭に立って、そのまま押し切った。3歳牝馬が米子Sを勝つのは初めてで、「改めて地力があると思いました」とジョッキー。GIII
フェアリーS以来の4勝目はすべてマイル戦。
スマイルカナが暑い夏のマイルを盛り上げてくれそうだ。(渡部陽之助)
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